札幌市の
「味の華平」さんです。
札幌市中央区南5条西6丁目。
ススキノの五條新町にあるラーメン店です。
横丁の南端、通りに面した場所です。
ここは知る人ぞ知る銘店。
1969年創業の“バターラーメン”発祥の店なのです。
「味噌バターラーメン」をいただきました。
ラーメンが運ばれる時に店主が「バターはスープにブレンドされていますので」との説明が。
そうです。ここのバターラーメンは、バターの塊が上に載せられているのではなく、スープに溶け込んでいるのです。
バターも調味料の一つとして、スープが程よく香る程度に加えられています。
スープは、ややとろみを感じるような濃厚な味わい。
そこにバターのコクがさらに重なります。
コシのある縮れ麺との相性も、申し分なし。
ススキノの中心から離れた静な場所にひっそりと佇むラーメン店。
恥ずかしながら、今まで知りませんでした。
ホテルまで徒歩で帰る途中に、ふらっと立ち寄ったラーメン店が、歴史を語る銘店だったなんて何という幸運でしょう。
今度は、「当店おすすめメニュー」の「塩バターラーメン」をぜひいただきたいと思います。