帯広市の
「三平ラーメン 大通店」さんです。
帯広市大通南22丁目2番地
誠に失礼なことに、最近までこの場所に三平の店があることに気づかずにいました。
ひっそりと自己主張することのない昭和のたたずまい。
老舗をうかがわせる歴史を感じます。
場所は大通から少し東。西のラーメン店「野球軒」と大通を挟んで対をなす場所で、とんかつ「とん亭」の隣です。
お店に入ると調理場には年配のご夫婦らしきお二人が。
奥さんは出前の品らしきチャーハンを炒めています。
カウンターと小上がり数席のコンパクトな店内です。
旦那のほうは入口側でラーメンを作る態勢。
後ろの壁には「自家製生麺」と表示されています。
「みそラーメン」をいただきました。
無駄口を発せずひたすらラーメン作りに取り掛かります。
何気なく所作を眺めていると、スープの味見、麺の茹で加減をしっかり確認。
動作もそつがなく、職人のしっかりした仕事ぶりです。
自家製の中太麺は、もっちりとした食感。
ストレート麺がツルツルを口に滑り込みます。
スープの魚系の風味は、エッジの効いた塩加減と共に帯広近辺の三平ラーメン共通のものです。
何で今まで来なかったんだろうと思えるお店。
チャーハンも評判とのうわさも聞いたので、今度いただいてみようと思います。