今日のNHKにっぽん紀行『命の動物園にようこそ』で大牟田市動物園の取り組みが放送されました。
大牟田市動物園は動物たちの生活や一生を隠すことなく公開していこうという方針で入園者数も増えています。
高齢の来園者からは「勇気を貰える。自分も頑張ろうと思える」という声も出ていました。
自力で立ち上がることができなくなった高齢カンガルーへの愛情あふれる担当飼育員の対応。
歩かせないと余計に筋力が低下するので何とか歩かせたいと考える飼育員。脚が弱ったら寝室に閉じ込めておくという考えと正反対のいたって正常な考え方です。
大量のふわふわの藁にも愛情を感じます。一週間に一度の交換しかしていない某所とは違います。
担当飼育員を見つめるカンガルーの目。確かな信頼のまなざしです。
「よく観察して、何がしてほしいのか早く察してあげる事が大事」という担当飼育員だからこそのこと。その基本姿勢は動物の種類を問わないことだと思います。
立たせてほしいというカンガルーの気持ちを汲んで、職員が立ち上がらせます。きっとカンガルーは「ありがとう」と嬉しかったでしょう。この二日後に亡くなりました。
老いて亡くなるのは人も動物も同じと、動物の老いた姿を堂々と見せる大牟田市動物園。もちろん手厚いケアがその前提にあってのことです。
老いたアムールトラはできるだけ来園者から遠ざけておく方針で、かつ寝室でのハズバンダリートレーニングの様子は非公開と宣言している某園関係者にぜひ見ていただきたい番組でした。