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ときどき動物園散歩
2016916(金) 22:49

タツオこの一年 ①

オスのアムールトラ国内最高齢という祝福され労わられるべき存在であったはずのタツオの最後の一年は、けして高齢の身を癒すようなリラックスしたものではありませんでした。敬老の日を前にタツオの最後の一年を振り返ります。

写真は去年9月17日のタツオです。
体調不良であったわけではありませんでしたが、気が付けばアイとの交代展示が始まっていました。



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遅れて9月20日の貼り紙。
高齢で腎不全なので来園者から離れた場所でゆっくり休ませたいというのが表向きの理由でしたが、担当者が人馴れしたタツオを使ったトレーニングを提案したための準備だったことが後に判明しました。



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それでもまだこの頃はトレーニングが本格的に始まっていなかったため、タツオに特別変化は見られませんでした。



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9月27日、入れ替えの不手際で幸運にもアイと一緒になったタツオ。一瞬のことでしたが2頭が同じ空間にいたのはこれが最後となりました。




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交代展示と言いながらも10月に入ってからタツオはサブでの暮らしにされていました。



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遅れて10月14日に貼り紙が変更。
タツオはサブと寝室のみとするとの告知でした。
ここでも理由は高齢と慢性腎不全とされていましたが、朝昼夕と一日三度のトレーニングを本格的に始めるには、タツオを終日担当者の近くに置く必要があったからです。

園側はタツオにトレーニングをすることは非公表の予定でした。
去年の春の人工授精時にすでに慢性腎不全という特効薬のない不治の病であるとの診断がついており、直後から対症療法である投薬治療をしていることや、高齢なのでゆっくり休ませたいと発表したことと矛盾するからです。



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これによってタツオは完全にメイン放飼場や室内展示室に出さないこととなりました。
担当者は「タツオはこの冬の間、サブにも出さず寝室のみの飼育とする」と来園者に宣言しました。そんなことをしたら足腰が弱り体力も低下し命を縮めると役職者に確認したところ、飼育展示課としてそんな話にはなっていないことがわかりました。担当者はタツオを寝室に閉じ込めてトレーニング漬けにする予定でした。そうすればサブの除雪も一冬せずに済み一石二鳥だからです。トレーニングが本当にタツオのためになるのか、すでにこの時点で疑問でした。

つづく
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