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ときどき動物園散歩
2016917(土) 11:12

タツオこの一年 ②

10月24日に更に変更がありました。
11月から土日祝のみ朝45分程度、タツオを室内展示室に出すというものでした。
タツオの健康状態を前面に出した内容になっていますが、現実はトレーニング重視のためのものでした。

ここで初めてトレーニングについて触れています。隠し続けることができなくなっていたからです。
餌もミンチ状にして与えているとありますが、トレーニングの際に小さな肉団子を一口ずつ与えながら行う必要があったからです。



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トレーニング開始前までは塊のまま与えられていた肉。6キロの肉塊を床に置いたこともありました。さすがにタツオはそれは食べませんでした。(黒い粉は唯一の投薬であるクレメジン)

消化機能の低下により日常的に未消化の肉が便に入っていたので、一年以上前から肉をミンチ状にして与えてほしいと多くの人たちが園にお願いしてきましたが聞き入れられないまま来ていました。



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11月1日、約一か月ぶりに室内展示室に出してもらえたタツオ。



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足のふらつきを理由に急きょ非展示ということが頻繁にありましたが、10月中に寝室には採血トレーニング用の高い木の台が設置されており、毎日この上に上り下りさせることは続けられていました。タツオの脚が弱ってきたため後にこれより低い台も別に設置されました。



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温厚で人間好きだったタツオがこの頃から来園者を威嚇するようになりました。急に人間を警戒するようになった原因はトレーニングの開始にあったとしか思えませんでした。



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10時の収容時間になっても寝室に帰ることを躊躇することもしばしばでした。



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サブ放飼場は雪が降ればこんな状態。タツオに逢いに来ている来園者のことなどお構いなしでした。
地面の雪はねや雪割りもしないため、タツオは滑って尻餅をついたこともありました。タツオにとっては嫌なことばかりでした。



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去年のクリスマスイブのタツオ。


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タツオの2015年は2月28日の麻酔下での採精と爪切りに始まりました。人工授精とはどこにも書いてありませんでしたが状況からすぐわかりました。


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来園者の指摘が殺到するまで緑水を飲まされました。プールも緑。杜撰の一言に尽きます。(2015.5.24)
ちなみにユキヒョウ放飼場の飲み水は7月まで濃い緑色のままでした。


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5月から3か月に及ぶ蒸し暑い室内展示室を寝室とする暮らし。

9月以降の目まぐるしく変わる飼育展示方法、そしてトレーニングのために拘束された毎日へと激変した年となりました。園側は「高齢で腎不全」というフレーズを都合良く使っていましたが、実際には高齢で腎不全にも関わらずタツオは過酷な生活を強いられていました。

つづく
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