釧路のリングは2010年12月~2012年2月まで、アイの繁殖のために円山に来てくれました。
その間の2年間、タツオはおびひろで預かっていただきリングに席を空けました。
タツオと比べると一回り小さいリング。穏和な性格が感じられました。
釧路、多摩、茶臼山でそれぞれ実績のある優秀な♂ですが、アイとの間では仔を生すことができませんでした。
アイはお尻をぺたんと横向きにして座ってしまうので、さすがのリングも困っていました。
当時、熱帯動物館にはこんな掲示がありました。
タツオはダメ♂の烙印。
でもリングをもってしてもアイの繁殖はできなかったことから、タツオのせいではなかったことが証明されました。
そのことが、2015年2月28日の人工授精につながります。
国内での成功例がないからこその試みだったのでしょうが、タツオとアイに無駄な負担をかけただけで終わりました。
タツオで試された新しい採精方法は、今年浜松から釧路へ移動する前のキロルで再度行われ、今後いつでも使える技術という扱いになっていると思います。