デナリが心配で午後から行ってきました。
檻部屋のプールに入っていましたが、プールから上がろうとしても淵の段差を超えるために肢を踏ん張ると腹部の痛みが強いのか数度トライするも出られないでいました。
その痛々しい姿を祈るような思いで見守る常連さんたち。
ややしばらくしてデナリは痛みをこらえて必死に檻部屋のプールから上がりました。
涙が出るような瞬間でした。
寝室への扉が開きましたが、デナリはそのまま放飼場に移動し、いつものプールに入りました。
腹水がたまったおなかは苦痛で冷やさずにはいられないのでしょう。
檻部屋のプール脱出に奮闘し疲れたようで、淵にあごを乗せて休む姿も。
閉園時にはどうなったのか見届けることはできませんでしたが、本当に厳しい状況にあることが明らかで、見守ることしかできないことがもどかしい限りです。