おおそうか
17世紀から18世紀にかけて臨済宗を復興させた、白隠さんという禅の老師のお話です。
ある時その町の娘さんが未婚のまま妊娠して出産しました。
父親は娘に、子どもの父親は誰なのか尋ねると、
本当の事が言えない娘さんは、父親は白隠さんだ、と言ってしまいます。
そこで娘の父親は、生まれた赤ちゃんを白隠さんの所に連れて行き、
「この子はお前の子どもだから、お前が育てるといい」
と言って赤ちゃんを置いていってしまいます。
白隠さんは「おおそうか」と言って赤ちゃんを受け取り、
もらい乳をしながら赤ちゃんを育てます。
弟子達は勿論大騒ぎ。
悟りを開いたはずの老師がそんな事をするなんて...
しかもそれについて一言の説明もない。
弟子たちがどんどん離れていきました。
そして勿論町中に噂が流れます。
格好のスキャンダルネタだったでしょうね。
それでも白隠さんは何も言わず、ただ赤ちゃんを可愛がって育てました。
一年ほどたったある時、赤ちゃんの母親は、赤ちゃんを自分で育てられない辛さとウソをついている辛さから、自分の父親に本当の事を告げます。
それであわてて父親は白隠さんの所に行き、事情を説明して赤ちゃんを取り戻してきます。
その時も白隠さんは「おおそうか」と言っただけだったそうです。
有名なお話なんでしょうか?
私は、今日始めて知ったもので・・
すごいですね~
動じず、落ち着いて、受け入れる。。。
そこに存在してるだけで、癒されてしまいそうな方かも知れないです。
昨日夕方、自転車でコンビにまで出かけたのですが~・・
風でかぶったフードは脱げてしまうし、雪はみぞれ交じりのおおきな粒が、バサッバサッって感じで~(><)
信号待ちで、自転車を降りると、あっという間にサドルが真っ白~!すごかった!!