さて、お問い合わせの多かった
「あの多頭数崩壊の子猫達はどうなりましたか?」
のお話の後日報告になります。
おかげ様で子猫全員の里親様が
昨日決まりました。
ありがとうございます
TOP画像は新しい家族に出会えた旧「チュウ」君。
こんなに大きくなりました。
ですが譲渡してからの死亡が2件
また
育成中のチビさんが3匹虹の橋をわたってしまいました。
…本当に残念でした。
ですがみなさんの応援してくださいました
お気持ちで
飼い主さんも自宅に残った親猫達も
また新しい1歩を踏み出せたことは事実です。
たくさんお送り頂きました餌や砂などの猫用品は
すべて預かりさんを経由して飼い主さんにお渡ししました。
寄付いただいたお金のほうは
辞退された方以外の方に
動物病院の領収書をお送りしました。
(もし、届いてません場合にはお知らせ下さい)
使い道等については下記のようになります。
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①17匹おりました親猫のうち授乳していた♀以外の全頭に
避妊去勢手術を施しました。
(残った♀については飼い主さんの申し出により
飼い主さん支払いで手術するそうです
。が、行われない場合には私達の持ち出しで行います)
②避妊手術の際に妊娠していた猫が多数おりましたので
そちらの手術も行い、該当患畜が入院をしました。
③猫同士の喧嘩により腸が出ていた猫や
環境の変化などによって体調低下した猫が
入院しました。
④その際、伝染病などが疑われたため
急遽、それらの検査(血液・検便)や
全頭数にワクチンを接種しました。
⑤子猫達などの体力低下などにより
入院や通院などがありました。
**********************
こちらの分の支払いについての半分を
皆様からの善意の寄付を当てさせて頂き、
もう半分は
私
預かりさん
ドクター
この③名の持ち出し等をあてさせて頂きました。
ありがとうございました。
なお④については
地方的に伝染病が発生した地域でしたため
いつ感染があるかもわからず
症状に非常に似たものがあったため
ドクターの判断により接種に至りました。
現在は他の猫などに同症状も出ず
猫も退院しております。
**********************
今後は猫達の生活改善や食生活の指導などは
ドクターと預かりさんが主軸になって
飼い主さんの相談に乗りながら進めていく予定です。
と、言うわけで、
猫多頭数飼育崩壊レスキュー・十勝
一旦終了しました。
ご支援・ご協力
本当に本当にありがとうございました。
**追記**
で。す。が。
他に2件の飼育放棄・多頭数崩壊の
緊急性の高い案件があるのですが…
最近十勝地方で流行している
猫の伝染病の兼ね合いもあって
なかなか進んでいない状況です。
他に相談も数件・・・。
つい最近では
橋の下に
捨て猫がいっぱい(?)でレスキューを…とか
そういう話も聞きましたし、、、、
うーん、、、どうしたらいいのかなぁ。
個人でうんぬんの以前に
世間のシステム自体に何かを変えなきゃいけない
そんな気がしてるこのごろです。
終わらない追いかけっこのような。
…それではまた。