ミーナの庭に「ハリギリ」という木があります。
教えられるまで大きな葉っぱのカエデだと思っていました。
確かに枝はトゲトゲで、花は見られませんでしたが果実は黒いツブツブでカエデとはかけ離れたものでした。
別名のテングノウチワとはよく言ったもので、それを聞いて以来なんとなく愛着が持てた木になりました。
春の新芽は山菜になります。
山菜の王様と言われるタラノ芽に似ていて、人によってはタランボよりうまいと言いますが、私はタランボの方がおいしいと思います。あく抜きをしっかりすると美味という話しもあります。
来年はぜひ試してみたいと思います。
[MEMO]
ハリギリ(針桐)
ウコギ科ハリギリ属
学名:Kalopanax pictus
別名:センノキ(栓の木)・テングウチワなど
分布:北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国、樺太
花期:7月(黄緑色)実:10月(黒)紅葉:黄褐色
若い幹には鋭いトゲがあり、間違って手がかりなどとして握ってしまうと絶叫間違い無し。気をつけましょう。