今年2月16日に来園したドイツ生まれの雄(3)と雌(4)の番
6月16日に1卵目を産卵してから
合計5卵を温めていました
平均抱卵日数が32日と言うことですので
ふ化予定日が過ぎています
もうダメだろうと
本日(27日)担当者が決死の覚悟で取り上げに行きました
(真夏(?)なのに防寒着とヘルメットで防護しています)
卵をそのままにしておくと、腐って爆発することがあります
また、卵を温め続けること自体、体に負担になります
オスが巣に近づけまいと果敢に威嚇
何とか取り上げて手に持ってみると
ちゃぷちゃぷと音がします
(中身が液体、すなわちヒナがいません)
ライトを照らしてみると、やはり何もありません
残念!
来日早々、1年目でおめでたという訳にはいきませんでした
番の絆が強そうなので、来年に期待します
夕方、卵が無くなった巣に薄汚れたメスが卵を抱くようにうずくまっていました
担当者曰く
「汚れているのは卵を探して掘ったため、心が痛い」
と申しておりました
担当者のためにも、来年お願いします