学生のころヘルマン・ヘッセの
「春の嵐(ゲルトルート)」
という小説を読んだことがあります。
事故で身体に障害を持つようになった主人公と
その親友が同じ女性を愛するという話でしたが
印象に残っているのはその悲恋ドラマよりも
作中に出てくる哲学的な表現でした。
”人間生活の中でだいじなことは、
どうにも避けようのない運命を自覚をもって受けいれ、
善いことも悪いことも心ゆくまで味わいつくし、
外面的な運命とともに、内面的な、もっと固有の、
偶然とはいえない運命に打ち勝つこと”
避けようのない運命に不平不満を言ったところで
それは何にもなりませんから
それはその通りだよなぁとは思うのですが
人間そんな簡単にはいかないものでもありますよね。
ここ数日、とても風の強い嵐のような日が続いています。
大気が不安定なのでしょう。
コンタクトレンズを使用している身としては
土埃がとても辛いのですが
天候ももちろん避けようがありませんから
これはもう受け入れるしかないですね。
さて本日は土曜日ですので
ビュッフェランチでお待ちしております。