今年はコロナウイルス感染症の影響で
確定申告の提出期限が4月15日まで延長になっています。
ですので、例年に比べると、申告の作業は
ぐっと楽にはなっているかと思います。
マイナンバーカードを作ってeTaxで申告すると
青色申告の控除が55万円から65万円に増えますので
慌ててマイナンバーカードを申し込んだ方もおられるかもしれません。
おそらく今から申し込んでも2ヶ月くらいはかかってしまうので
確定申告には間に合わないかと思われますが、
そんな方のために、税務署でIDとパスワードを発行してもらうと
マイナンバーカードが無くてもeTaxで申告ができます。
おそらく暫定措置だとは思いますので
マイナンバーカードは早めに作成しておくといいかもしれません。
保険証や免許証との一体化もいずれ実現するはずですので
そういう意味では便利にはなるのかもしれません。
といっても、プライバシー的な問題は番号流出のリスクも含めて
ちょっと懸念しないでもありません。
そういう点では我が国の現場労働のあり方は心配ではあります。
公務員を削減する、企業から無駄な人件費を省く、
そういうと聞こえはいいですが
余力を全くなくしてしまうというのはそれだけでリスクでもあります。
誰かが欠けたらもう回らない組織というのは
現実的には非常に脆弱でもあります。
コロナウイルスというのは、そういった現場の脆弱性を突くという意味でも
非常に厄介な病気ですね。
確定申告書の作成は税理士さんの業務ですので
当事務所ではお手伝いできませんが、
その直前までの会計記帳はお手伝いができます。
記帳に社内のリソースを割くのはちょっとな、という企業様はご検討ください。
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