補助金の申請に必要な作業は前回ご案内しました。
ですが、補助金の申し込みに必要なものはそれだけではありません。
まず、補助金というものが原則として後払いですから
補助金を申し込んだ事業が採択されたとしても
いったん自分で事業に必要な物品を購入して
それについて補助金の支払いを申請していくわけですから
一時的には事業者自身が費用を立替える必要があります。
そうなると、そのためのつなぎ融資などの資金調達が必要になります。
ご自身のメインバンクが登録支援機関になっている場合は
話が早いかと思いますが
そうではない場合は、事前の融資申し込みも必要です。
それからデジタル化の流れは補助金にも及んでいます。
というよりも、コロナウイルス感染症の流行も相まって
デジタル化の流れは今後一層加速していくことでしょう。
gBizID
というものがあります。
これは行政サービスへの電子申請を行うときに必要になるものですが
最近は、申請の受付け自体がこれのみというものもかなりあります。
ものづくり補助金などもこれのみの申請受付です。
マイナンバーカードもそうですが、
作ろうと思ってもその日にできるものではありません。
gBizIDは、申し込みから発行まで1ヶ月近くかかります。
(マイナンバーカードは2ヶ月ほどかかるようです)
今は必要性を感じなくても
いざ必要になったときに間に合わないと大変ですので
今からでも作成しておくのも良いのではないでしょうか。
返済の必要のない資金調達はやることがたくさんあります。
gBizIDの申し込みはそれほど難しくありませんが、
忙しい方などがいらっしゃいましたら当事務所でも代行します。
個人事業者、法人でそれぞれ必要書類が異なりますので
詳しくはお問い合わせください。