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202193(金) 18:44

行政DX

コメント
「デジタル庁」なるものが発足しました。

理念にはこうあります。



デジタル庁は、デジタル社会形成の司令塔として、未来志向のDXを大胆に推進し、デジタル時代の官民のインフラを今後5年で一気呵成に作り上げることを目指します。



何やら分かったような分からないような表現ですね。

そもそも「DX」って何なのという方も多いかと思います。

もちろん「デラックス」ではないです。



DXとは「デジタル・トランスフォーム」のこととされています。

英語で「transform」というのは「~を一変させる」というのが原義ですから

デジタルを(あるいはデジタルによって世界を)一変させるという意味でしょう。



例えばいろんな手続きで今まで紙を郵送や持参して提出していたものを

電子申請でPDFを添付して行う、というのは単なるデジタル化ですから

この場合は電子申請を越えた何かを創出していくということになります。



言い換えると、まずデジタル化があって、

デジタル化された何かから、

がらりと変わった何かが出来上がるということになるのですが

行政のやる「デジタル化」というのは恐ろしいことに

「IE=InternetExplorer」でしか申請できない電子申請だったりします。



「Chrome」や「Firefox」といったブラウザではできないどころか

同じマイクロソフトが作った改良版の「Edge」でさえ使えません。

こういう「なんちゃって電子申請」が行政には山ほどあります。



そのレベルでDXも何もあったものではありませんが、

いずれにしても、世の中の技術は

それがハードであれシステムであれ考え方であれ、どんどん進歩していきますから

行政手続きの専門家としては頑張ってついて行きたいですね。



よく、行政書士はAI化が進めば無くなる仕事だ、と言われますが

こういう情報処理技術についていけないと本当に失業しそうです。

逆に言えば、ついて行ければ、何とかお仕事にはなるのかもしれません。



必要な手続きについて、書類作成もさることながら

申請段階でつまづく方はご依頼ください。
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