光陰矢の如し。あっという間に8月です。
北海道は駆け足のように夏が過ぎていきますが、ここからが実りの秋になっていきます。豊作を祈るばかりですね。
さて、DXっていうと、今までは「デラックス」の意味でしか使っていませんでした。
ですが、ここ最近になって「行政DX」という単語が飛び交うようになっています。これはもちろん行政がデラックスになるわけではなくて、「デジタルトランスフォーメーション」の英語略称のことを指します。
トランスフォーメーション、というのは、「もともとある形態からガラッと変貌すること」ですから、単にいろんな手続きを電子化することではないはずです。(それは「行政デジタル化」とか「IT化」でしかありません)
行政庁とというのは基本的に縦割りですが、それを横断的にしていくことを可能にするというのが正しい意味でしょう。
マイナンバーカードやGビズIDを使えば様々な手続きが一元化、横断化される、そうでなくては「DX」とは言えないように思います。
例えば自動車の車検証は、来年から電子化されます。それだけでなく、GビズIDなどを使ってOSS(ワンストップサービス)として登録や車庫証明などを一括処理できるようになります。
さらには、一定の変更であれば、我々行政書士が受託して業務を行うことも可能になります。
運輸支局の混雑緩和には大きく寄与できそうな感じです。もちろん、責任も大きくなりますので、しっかりと業務に当たらないといけませんので迅速確実な手続きができるように研鑽していきたいですね。