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わたもり

2016512(木) 15:05

子ども時代の心の傷

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十勝は広いですね~。
帯広市内は日曜日の強風であっという間に葉桜になりましたが、
本日、桜が満開のところもありました。

今日もやはり風が強く、
桜がまるで映画のシーンのようにいっせいに散って、
空気全てピンク色になっていました。

今日で大きな仕事もひと段落。

よく頑張りました、私達(笑)

***********

子ども時代や、生育過程で受けた傷により、
大人になっても成長しきれていない部分が残っていて、
それが生きにくさの原因になっている人を、
アダルトチルドレン(AC)といいます。

病名でいうと、「愛着障害」

自分の中に残っている子ども時代のままの傷ついた自分をインナーチャイルド(インチャ)と言います。

傷つく原因はさまざまで、

例えば家業が忙しく、
親にほとんどかまってもらえなかった、とか、

兄弟が多く、
他の兄弟に親の目が行ってしまい、
自分に向けられなかった、

両親が喧嘩ばかりしていて、
常に不安にさらされていたなど、

どこの家庭でもありそうな理由でインチャができる場合もあります。
(良い悪いの問題じゃなく、割とありそうな状況、と言う意味です)

その一方、
明らかに虐待とか、
ネグレクト(無関心、育児放棄)とか、
支配(親の言うとおりにさせようとする)など、

犯罪と言っても良いような状況で傷ついた人もいます。

また、溺愛されてしつけをされていないために、
世の中=自分と言うような、
子どものまま成長してしまった人も、
ある意味、生きにくさを感じるでしょう。

そういったことから大人になっても、
傷つきやすかったり、
常に不安だったり、
心が揺れやすかったり、
どう生きたらいいのか判らなかったりして、
生きにくさを感じている人も多いものです。

最近はそういった知識が一般的になり、
AC・インチャ癒しをしている人も多く見受けられます。

でも、皆さん共通しておっしゃるのは、

「どんなに掘り下げても、癒しても、楽にならない」


様々な精神科病院、心療内科などに通ったり、
セラピー、ヒーリングなどを受けたり、
心理治療を受けたりしても、
問題が解決しない。

心は揺れやすいままだし、
どう生きていったらいいのか判らない。


そういう方、本当に多いのです。

なので、この記事を書きました。

「アダルトチルドレン、インナーチャイルドを癒しても前には進めない」外部リンク

また、これを理解するために、
今週、Trinityで配信されたこちらの記事の内容が大切になります。

「あなたと私は違う人」自他の境界を持ちましょう―わたもりのメンタルケア講座」外部リンク

是非お読みになって、ご参考になさってくださいませ。

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カウンセリングとかの流行は、

「親との関係を見直す」
「生育過程で受けた心の傷が、生きにくさの原因だから、それを手放す」と言うものなのですが、

それは実はもう、20年前の流行です。

問題の本質・根本が判らないカウンセラーさんが多いから、
それを掘り返すしかないのですよね。

はっきり言いますが、
生きにくさを解消するには、
それだけじゃダメなのです。

ほんの一部でしかないから。


その知識がかえって邪魔になり、
前に進めなくなっている人も多いので、
この記事を書きました。



とはいえ、まずは子ども時代のことも含め、
今の事も全てお話を聞く必要はありますけどね。

生きにくさの本質・根本をお知りになりたい方も、
どうしたら良いのかを見つけたい方も、
楽に生きられるようになりたい方も、

全てわたもりのホリスティックカウンセリングでお伺いします。


大丈夫です。
怖がらずに、前へ進みましょう。
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