↑ご相談の中でお勧めする事もある
「ラブホの上野さんの恋愛相談」です
私はご相談の中で本をお勧めする事もあります。
これはその中の一冊です。
この本のご紹介として
私のブログ「私の中の森」
に記事を書かせていただきました。
「不幸である特権」と「ラブホの上野さんの本」
この記事を書いたのは、ただ単に本をご紹介したかっただけではなく、そこに書かれていた
「不幸であることは特権階級である」についてお伝えしたかったからです。
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不幸にも色々な種類があります。
・病気である
・家族に何らかの問題がある
・障害がある
・孤独である
・恋人がいない
・友達がいない
・誰からも理解されない
・不幸な結婚や恋愛を繰り返す
・仕事がうまく行かない
等など、
自分で自分を不幸だと言ってしまえは不幸という事になります。
どんなにはたから見ると恵まれた状態の方でも、
悩み、苦しんでいる方はいらっしゃいます。
それは良い事でも、悪い事でもありません。
ただ、「不幸だ」と言うだけです。
けれど、一端、苦しくてどうしようも無くて何とかしたいと思うなら、
それを改善する何らかの手立てを取ればいいのですが、
それに抵抗なさる方は多いものです。
何らかの理由をつけ、理屈を並べ、苦しいと言っていた同じ口で、
「いや、無理して何とかしなくても良いし」
と、おっしゃいます。
私は病気にしろ、人生の苦しみにしろ、
不幸さ加減で言ったら大抵の方には負けないので、
さらっと、
「私もそうでしたよ。
だから、治しました。
あなたもそうなれますよ」
と、言うと、困る方もいらっしゃいます。
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自分が悲しんだからと言って、
人を苦しめていいわけではないのです。
自分が幸せになれなからと言って、
人をうらやみ、妬んでいいわけじゃ無いのです。
自分の辛さの原因を人のせいにして、
責めていいわけじゃ無いのです。
もし、本当に苦しんでいるなら、
辛いなら、
そこから抜け出せばいいのです。
不幸さは、
誰かを傷つけ、
迷惑をかけ、
生きる責任から逃れていい言い訳にはなりません。
「不幸」によって、どれだけの特権を手にしているのか?
その特権は、楽かもしれないけれど。
私は、
自分の生きにくさを何とかしようと、
必死にあがいて、
Terraにたどり着いて、
血のにじむような思いをしながら、
やっと暗闇から抜け出た沢山の人たちを知っているから、
「不幸である特権を手放さない人たち」を見ると、
複雑な気持ちになります。
もったいないな。
そう思います。
その人の人生が、もったいない。
人生は自分の選択の上に成り立ちます。
幸せを選べば、幸せになれます。
「不幸である特権」を選べば、
不幸なままなのです。
(ただし、未成年の方はご自分ではどうしようもない場合もあるので、この限りではありません)