SNS等を見ていると、
道南日本海側にある小さな港町、
寿都町が、
核のゴミ捨て場になるかも?
という話題がチラホラみられます。
すごくヒステリックになっている人もいたりしますが、
私が思ったのは、
「そうなるとしたら、
もう行けなくなっちゃうかな」
と、いう事。
寿都の道の駅、
好きだったんだけどな~。
岩ノリのたっぷり入ったうどんがあって、
それがおいしかったんですよね。
他のメニューも魅力的だったし、
港が見えるテラス席とか、
すごく素敵でした。
その一方で、
「寿都町に限らず、
あの辺は仕方ないのかな」
とも思います。
何故かという事は、
あの辺の町を見たことがない人には判らないかもしれない。
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日本海側は、
晴れた夏の日だと、
すごくきれいです。
海沿いにずーっと道が付いていて、
地形も、崖とか、岩とか面白くて。
でも、天気が悪いと大変らしいです。
波にさらわれるとか、
実際あったらしいですし。
町や集落は、
海岸線沿いの細い土地に、
無理やり家を建てた感じ。
海岸線に張り付くように建っています。
勝手な印象で悪いけど、
衰退が目に見える地域だと感じました。
もう、地域おこしとか、
そういう段階を通り越して、
沈んでいくしかないように、
私は、
感じたのです。
ちなみに、
神社にもほとんど神様はいませんでした。
(私の霊感的な感覚で言うと、
日本海側の北から南まで、
殆ど、ずーっとザワザワする感じがあります)
それでも新しい家とか建っていて、
この地域で暮らすと覚悟している人、
この地域が好きな人たちの気持ちも感じられて、
この景色がずっと続くといいなと思ったのです。
その中で言うと、
寿都は結構大きい街で、
綺麗で活気があるように見えたんですけどね。
何故?
放射能を含むごみ?
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本当の問題は、
「人間の力で処理しきれない汚染物質を排出し続ける物を利用している事」
なのですが、
じゃあ、
太陽光や、風力が安全かというと、
必ずしもそうではない。
形あるものは、
必ず古くなるし、
壊れもするから。
いつか必ずゴミになる。
街中に廃屋や、
廃墟となったビルが沢山あるのが気になりませんか?
あれは、
取り壊したくても、
取り壊した後の、
産業廃棄物代を考えると、
高くて払えないからだろうと推測されます。
建てた頃は、
ごみを捨てるのに、
お金がかかるなんて思っていなかったんでしょうね。
ちなみに私は、
「100年は持つ家」と思って、
自宅を建てました。
私達が住まなくなっても、
プランも応用が利くように、とか、
掃除しやすく、
手入れがしやすい家。
流行に左右されない外観とか。
それが可能な、
丁寧で技術力の高い大工仕事のできる建築会社を選び、
(
北の匠 石塚建設さん 帯広市
)
外壁などの張替えも視野に入れて。
除雪とか、
雑草対策とかも。
何が言いたいかというと、
100年先、200年先を見据えて、
自分の行動を選んでいる人って、
どのくらい、いるのかな?ということ。
核のゴミを受け入れて、
それ、
100年先とかのこと考えてる?あ、でも、それを考えられないくらい、
切羽詰まっているという事?
寿都町さんはまだ大丈夫だと感じたけどな。
明るさの感じられる町でした。
また行きたいなと思っています。
だから、
行きたくてもいけない場所にしないで欲しい、
と、願っています。