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とどこの海中秘書室
2008717(木) 10:58

ラストフレンズ2(5)

コメント×4

みんなお腹いっぱいになって居間でごろごろしていた。
なんとなく飲みなおしながら
「暑いね~」と呟いている。
「すっかり堅司とタケルは意気投合だね。」美知留が言う。
「やっぱそんなこといってもメンズひとりだから
寂しいんじゃない~」瑠美が言う。
「そんなこと言ったら世のお父さんはど~するんだ」
瑠可がゲラゲラ笑った。

沙良が瑠可にたずねた。

「瑠可さんは瑠美が言うにはパパだって言ってましたけど。」

「パパと言えばパパだろうね。」目が細くなる。
「昔はすごく嫌だったんだけど・・。今はこのままでも
いいかなって・・思っている。」
「気持ちが男なんだよ・・言ってしまえばさ・・」
「死んでも言いたくないって。前はそうだったよ。でも
タケルや美知留達に逢ってから少し変わったかな。」

「でも女の姿で、気持ちが男って・・」

「でもかっこいいよ・・。瑠可さんは・・」堅司が言った。
「そうそ・・」タケルがつぶやく。
「タケルさんはどうしてここに・・?」
「いろいろあって。女の子が嫌いなわけでないんだけど・・」

ビールを一口飲んで

「今日、姉の息子に会ったんだよ」
瑠可と美知留が目を見張った。
「なんで・・」
「なんでって。」
「モデルやっていたんだ・・」

「向こうから言ってきたんだよ。」

「つらくはなかったのかな。」

「あまりそんなことは・・・でもいいやつだったよ」

「いつか結婚する?タケル」美知留が問いただした。
「するかなあ~」

「じゃさ瑠美が結婚してからね~」
「瑠美は結婚するつもりなんだ・・」堅司が笑う。
「なによ~願望はある。ふん・・」
「ねね~あんたたちは友達なの?」美知留がつっつく。

えっ・・・・。堅司と瑠美は困った顔をした。

「嘘~うそ~。」
「いいかなあ~と。ねえ~タケル」ぴたっとくっつく。
「美知留アツい・・離れろ」

「飲みすぎ・・どうする。美知留。瑠可。」

「なんかたのしいわ~。」
「俺ここで暮らしたい。」
「いつでも来てイイよ・・」タケルがいう。

ずっとなのだろうか・・ここにとどまるのは。
昔もそんなこと考えていた。
無理はしなくてもいい・・。
いつか出ることもあるかもしれない。
でもここが好きだから
変に理由はいらない。

それが僕たちの形なのだから・・

「そ~いえばオグリン東京にもどるの聞いた?」
美知留がタケルに言った。

「え~。ホント?」
「双子の娘息子ちゃん大きくなっただろうね~」
「またにぎやかになるね」

「ねえ~ママあさってママのサロンで髪切っていい・・?」
「この間きったんじゃないの・・」
「気になるんだもん・・」


「美知留のママは美容師さんなんだ。私も行こうかな・・。」
沙良が便乗する。
「イケメンがいるんだよ~」
「行くわ~」沙良はかっこいい男が
好きなのだ・・・。

夏の夜は続く。
私の青春の・・。
熱帯夜の・・ひとこま。





こんな生活しているであろう・・ドラマラストフレンズ。

そんな感じで書いてみました。(おわり)\(-o-)/。









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