本木雅弘さんの「おくりびと」。
納棺師・・・という仕事。
この世にはおめでたい事の対岸に
人の終わりに関する祭り事が数々あります。
そんな仕事をしている人たち・・・。
それがこの映画のテーマです。
チェロ奏者の大悟。
やっとオーケストラで仕事ができることになったのも
束の間・・・。楽団の解散。
地元の新潟に帰って、ひょんなことから納棺師という
仕事にかかわることに。
先輩納棺師の山崎努さんが、実にうまいです。
これから観るかたもいらっしゃるかと思いますので
あまり内容は控えますが、
本木君の神聖な雰囲気は神々しいばかりです。
そんな彼の妻の広末涼子さんは
今風の女の人を演じて
暗くなりがちな物語を明るくしています。
はじめ、合ってんのかな~なんて思ったんですけど。
納棺師の会社にいる余貴美子さん。
帯広に子供をおいて、新潟のホステスをして
今の仕事についた経緯は地元だけの笑いのつぼですよ。
何で帯広なんだ・・・・。
音楽が久石譲が、やっているので
静かできれいに仕上がっています。