夫の実家は弟子屈町にあります。
実家といっても本当は義姉さんのおうち。
夫自身は屈斜路あたりで幼少期を過ごし
温泉みたいな人です。
生まれも育ちも温泉にまみれていると
別に温泉はたいして珍しくもないようで
離れてから温泉温泉に行きたがります。
で、その義姉さんのお家は温泉が自宅風呂。
このあたりは今は規制が厳しくなったとかで
自宅に温泉を引くことはなかなか難しいようですが
近所何件かがまとめて引いているみたいです。
弟子屈、屈斜路、川湯といったここらあたりは
温泉の宝庫。掘れば出てくるらしい・・・温泉つき別荘も
かなり点在していますし。義姉さんのうちのお風呂は
普通のユニットバス。少し大きめ。
ながいこと温泉にひたっているのでしなびた温泉場みたいな
感じです。泉質はなんとモ-ル。混合といった感じ。
茶色の十勝ではおなじみのアレです。
時間によって温度が変わるので
そうそうかけ流しですよ。ちょろちょろ出ています。
普通の水道が浴槽の反対についています。
熱かったら足します。
はいるとモ-ルですからぬめっとしますが
すべてモ-ルではないのでさらさらしたお湯です。
たまに湯の花・?みたいなのも蛇口から登場~
あがってもしばらくほてります。
なんとまあ贅沢な。
川湯なんかは硫黄泉が多いです。
ここはもうぴりぴりします。強力すぎるのでかならず宿には
温泉のほかに普通のお風呂がたいていあります。
街のなかはいけどもいけども硫黄くさい。
家にかえっても硫黄くさいっ。くさっ。
昔長万部にいた頃は長万部温泉をよく使っていました。
しなびた温泉街ですが、1軒だけ露天がある旅館があり
晩御飯のあとに行ったものです。車で10分ぐらいなんで。
ここは小さいんですが、行く時間によっては誰もいない・・・・
露天も自分のお家の露天みたいでした。
内風呂はヒノキだったのですばらしい香り。
泉質は塩泉。塩です。透明ですが
なめると激しょっぱい。ぴりぴりはしませんが
塩茹でのきぶんになります。海が目の前なので
海はみえませんが。塩泉だったのかな?
今もあるかはちょっとわかりませんが。
小さくて好きでした。
長万部は夜になると風の向きで
岩に波がぶつかる音がして不思議でした。
夏には青大将警報がでるし・・
アオダイショウが出ていますので気をつけてくださいという
役所のおしらせです。道南らしいです。
長万部は場所がら洞爺も近いのでそっちの温泉もよくいきました。
かなやさんの蟹飯たべたいなぁ。