昨日、テレビでRayをやっていて、あっという間に
見てしまいました。
レイチャールズの自伝映画です。
私はR&Bにはあまり詳しくはないんですが。
2004年に主役のジェイミー・フォックスは
アカデミーの主演男優賞を取ったことで
話題作の一つでした。
盲目のレイは、ひとりでシアトルのクラブで
ピアノの演奏の仕事が決まるシーンからはじまります。
長距離バスに乗るのですが、座席は後ろ。
後部座席は黒人専用になってるんですね。
ありとあらゆるところに差別のアメリカの時代。
その情景が、殺伐とした感じがします。
レイの天才的なピアノプレイをいい金儲けに
使うクラブの連中。
まだ、素人のレイは様々な人にだまされ、落ち込み
でもその音楽は全米を巻き込んでいきます。
結婚、愛人、子供、麻薬、黒人問題。
レイの半生は、アメリカの歴史と重なります。
レイ役のジェイミーフォックスは、レイになりきって
レイそのものにすら見えますね~。
このジェイミーフォックスはその後のビヨンセの
映画で話題になったモータウンレーベルの
映画「ドリーム・ガールズ」にも出ているんですね。
こちらも見そびれたので、機会があれば
見たいです。
これを見て、オバマさんが大統領になったのが
どんなに凄いことか
わかります・・。