荻上直子の最新作「トイレット」を観てきました。
「かもめ食堂」「めがね」とユルイ映画カテゴリーとして
定着した荻上さんですが・・。
さして期待もせず(ユルイだろうから・・)( ^^) _旦~~。
今回は・もたいまさこ出演の作品でした。
とあるカナダの小さな街で、三人兄妹の母が亡くなった
所から物語が、はじまります。
四年間パニック障害で、ひきこもる兄モーリー。
ちょっとオタクで、ロボットのプラモデルが大好きな
企業の研究室にいる二男、レイ。
勝気で、寿司はイクラが好きな大学生の長女リサ。
そして母が、亡くなる前に呼んだ日本人の祖母?
らしい・・。
「ばーちゃん」。
母の愛猫「センセー」。
アパートが火事になり、止むえず、実家で
兄妹三人とばーちゃんと暮らすことになったレイは
とまどいながらも会社に通勤をはじめるのですが。
兄と妹に振り回され、ついでになにもしゃべらない
「ばーちゃん」。
とうとう爆発してしまいます。
一見バラバラな兄妹が、ばーちゃんの存在で、
つながってゆく展開は、ユルユルですが・・
おもしろかったですよ。
ばーちゃん含め、4人とも強烈です~。
もたいまさこは、セリフがほどんとありませんし~。
でもあの存在感は、なんなんでしょうね。\(◎o◎)/!
レイも好きでしたが、ひきこもりのお兄ちゃんモーリーが
はまりました。
全編、英語なのに「ばーちゃん」だけ
ばーちゃんなんですよ。
しっくりハマっていました。
「西の魔女が死んだ」で有名になった
サチ・パーカーさんが
いい役で、見せてくれています・・
くすっと笑っちゃいますが。
外国なのにどこか日本的な感じがしますよ。
ゆる~くなりたい人はどうぞ・・(^o^)/。
餃子が、エピソードに出てきますが、
餃子食べたくなりました。おいしそうなんだもん~。
毎度、凝ったパンフレット。
閉じ込みで、フタが開くようになっているトイレ。
おまけ。やっぱ、原点「やっぱり猫が好き」。
涙でますわ~ぷぷ・・