とある、ところから、聞いた話です。
十勝管内の日帰り温泉で、障害を持つ子と親が、温泉を利用していました。
その子は、週に一度楽しみにしていました。
都合上どうしても、土日しか来られません。
土日は、人も多く、その子は、迷惑をかけるわけでは、ないのに、ちょっと嬉しいと、声をあげたりします。
でもそれが、他人からは、嫌悪に感じる人もいるわけで、ある日。
フロントの人に、土日の混んでいるときに来ないで、くださいと言われたそうです。
両親は、納得が、いかず、行政にも相談したそうですが、もめ事を嫌うお役所体質、混んでいるときは、利用しないでくださいみたいな事をいわれたんだとか。
確かに、奇声を発したり、気持ちを安定するために、そういう行動をする子は、いますが、だからと言って、むやみやたらに、物投げたり、迷惑行動が、なければ、構わないと思いますが。
帰って、温泉側が、そういう方も見えますので、ご了解願いますぐらいの、気持ちは、ないのかなあと思いました。
経営に支障きたす方針なら仕方がありませんが。
ウチも泊りで、温泉に行くときは、込みあう時間は、避けて、チェックインしたら、すぐに行くようにしています。
これは、やはり、迷惑になる可能性も否定できないからです。
この子たちの楽しみは、制限される事も多く、その中のささやかな楽しみも、こんな風に言われては。
私も聞いていて悲しくなります。
バリアフリーとは、名ばかり、そう言わざる得ない、そんな話でした。
賛否両論あるかと思います。
やはり目に余る、醜いと思われれば、弱者の私たちが引くより他ないんです。
それが、現実ですから。