母の介護が始まったとき兄ちゃん６年生
頼りになりました・・
でも、中学を出てすぐ釧路へ
寮生活です

行って上げる事も出来ず
熱が出たんだけど～と電話が来ても
水枕して薬飲んで寝てなさい～
と電話での会話～１５歳・・・
５年で５回しか釧路に足を運ぶ事が出来なかった

そんな息子に親孝行してくれてありがとう
今思うとかわいそうな言葉を掛けたな～～
と思う・・掛けた言葉は取り返しが出来ないけど・・
息子は素直に受け取ってくれたようだ・・
介護を初め、手探りの状態での在宅介護
何もかも分からず前進もできず
どーしたらいいんだろう・・と頭を抱えている時だった・・

でも息子なりに育ってくれた・・
母親が亡くなった次の年の事

バイク買うから～～２５歳の時だったろうか
親は覚悟を決めた・・どんな形になろうが
ウン！わかった
その代わりどんな事があっても覚悟を決めなさいよ！
バイクが届いたし友達とツーリングなんかしてるから
これから家に帰るから・・
気をつけておいでよ～

電話が来た
かあさん・・事故った・・今救急車呼んでもらった・・
あんた大丈夫なの・・ウン・電話できるぐらいだから・・
でも右手が・・何か変・・切るは・・・・
その後救急隊の人から電話が
釧路の市立病院に運びますからすぐ来てください・・
息子の状態は・・意識は・・怪我の状態は・・
全て判断し九死に一生か？？
と判断・・くしろへ向かう・・

一人で向かったものだから
市立病院が・・あそこに見えるのに
着かない～～！着かない～～！！な～～ぜ～～！！！

息子に話を聞いて、本当に九死に一生
息子は直進・・トラックが突然右折
バイクは見る影なし・・グチャグチャ・・
そのままバイクにしがみつ居ていたら
バイクと一緒にトラックの下に入り
ど～～なっていたやら
当然バイクの形・色は分からずじまい・・
右鎖骨骨折・・肋骨も・・肺に血液がたまり
穴を開けて抜いてもらってる状態だ・・

そんな息子も母さん一人で介護大変だったしょ
何も出来なくて、とヘルパーの講習を受けた
２級の・・私はどんな顔で介護してたんだろう？？

今はお嫁さんのつわりの大変なとき
チビ怪獣のおむつ交換
少しは役にたっているようだ

息子も生きている実感を味わっているだろうか

今度来た時に聞いてみよう
色々なことがあり・・十分手も言葉も掛けてあげられなかったけど
遅ればせながら・・今親子の関係を
味わっている所です

小さい時の同じ時間・同じ事は戻ってこないけど
少しでも親子の関係が
長く続きますように・・元気でいたいと思います。