2019610(月)

メイシー・グーシー・シュン「女は女である」大阪アジアン映画祭上映

Story×42

第14回大阪アジアン映画祭で上映された香港映画『女は女である DVD外部リンク(原題:女人就是女人)』の孫明希(メイジー・グーシー・シュン)監督と、主演の黄家恒(トモ・ケリー)のインタビューです。

男子高校生のリンフォン(トモ・ケリー)は自分の性別に違和感を感じながら暮らしていた。ところが学校の服装自由日というイベントで悪友たちにそそのかされ、みんなで女装して登校したことから女性になりたいという気持ちがはっきりと固まってくる。リンフォンのガールフレンド、ライケイの継母ジーユー(アマンダ・リー)にはある秘密があった。彼女は性別適合手術を受けて女性になったのだった。その秘密がひょんなことから夫(ライケイの実父)に露呈してしまう。パラサイト DVD外部リンク

トランスジェンダーの二人の登場人物を軸にトランスジェンダーについて考えるいい作品だ。二人は差別や家族からの離反という大きな問題を抱えながらも生き続ける。終盤、リンフォンがある前向きな決意をすることで、明るく希望に満ちたラストを迎えることができた。皓鑭傳 DVD外部リンク

製作のきっかけについて「2~3年前にミミさんとトランスジェンダーに関するドキュメタリーを撮りました。その作品は、トランスジェンダーの人は観てくれましたが、一般の人にはなかなか観てもらう機会がなかった。ならば、映画として一本撮ろうということになりました。ドキュメンタリーでは、トランスジェンダーの方が持っている感情を表現することが難しかったので、映画では彼女たちの感情や生きている様を込めたいと思いました」と監督が説明されました。

また、ミミ・ウォンプロデューサーは「監督とは20本くらいの映画をつくってきた関係がありましたので、監督、脚本、私のゴールデントライアングルで、一緒にやりましょう!と準備をはじめました。そして、大胆にもクルーも全員女性で、と目指しましたが、香港の映画界では女性のクルーが少ないという現状もあり、すべて女性でとはいきませんでした。それでも、ほとんどを女性で固めました」と重ねて製作過程について語られました。







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