20071116(金)

クリスマススト-リ-ズ 7


「ボ-イフレンド」

飲みすぎて気持ちが悪かった。
クリスマスにヤケ酒をあおっているなんて。
ソラに電話するとソラはクリスマスなのに
ひとりだという。
「潮音さん、今迎えにいきますから」
「頼むぅ~」
僕は潮音さんからコ-ルが入ると
またかぁなんて思うけど。単なるひもチックといえばそれまでで。
それでもいいかなぁなんて。潮音さんは美人だし。
僕はどうにか潮音さんをひきずってアパ-トに戻る。
ソファになだれこんだ、潮音さんは「う-ッ」うめく。
「だめです。トイレトイレ・・・」
僕はペットボトルのお茶をテ-ブルに置いた。
「ありがと。助かったあ。ソラ」
「どうしてそんなに飲むんです?」
「だって浩司が別れるって。浩司がぁ」
「それでどうしたのですか?」
「本当にクリスマスにとどめさされちゃったぁ」
僕は潮音さんの背中をさすってあげた。
もう何回目の失恋だろう?
僕は男として潮音さんには見られていない。
それは僕の風貌にあるのはわかっている。
僕は今流行り?のお姉ぇキャラなのだ。
それは外見だけで、中身は普通なんだけど。
昔から女の子にも癒しム-ドか゛漂うらしく
恋愛相談も多かった。
嫌ではなかったけど・・・
「ねぇソラストッキング引っ張ってよ」
「自分でやらないんですか?」
「めんどくさい」
そういうと潮音さんは寝てしまった。
酔いつぶれて無防備で寝ている顔は何度みても僕は好きだ。
そう思ってちょっと触ってみようかな?なんて思うんだけど。
それって潮音さんと僕の関係が終わりそうで。
僕の男の部分がちらちらする。
朝、具合の悪そうな顔で、キッチンで僕が
朝食の用意をしていると
「ごめんねぇ」申し訳なさそうな潮音さんが言った。
「おかゆでいいですか・?」
「ありがと」
ふたりで朝ご飯を食べながら潮音さんは言った。
「ねぇソラともう何回朝ご飯食べたっけ?」
「少なくとも3年はたべています」
「そんなに食べているの。あたし。」
(恋人とだってそんなに朝過ごしていないぞ)
「ソラはどうして優しいの?」
「彼女作らないの?」
「僕はこのキャラだしいつも相手にされません」
「そうだよねぇ。」おしんこをボリボリかじっている。
「ねぇソラ」
「なんですか?」
「結婚しようか」
僕は箸を落とした。
「本当よ。マジで、あっでもお付き合いが先かぁ」
「そ-いうスタンス踏まなきゃだめかなぁ」
はははと笑っている。
「はいはいっ」
僕はうなずく。
「明日婚姻届けだそうよ」
「えっ・・・」
僕は腰がくだけそうだった。
「嫌なの?」
きれいな顔をした潮音さんが
僕の顔に近づいて、ニヤリと笑った。
「いえ・・すきです」








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