目的なんて人それぞれで
何処で何をしていようが
そいつの勝手には違いない。
どんな経緯があって
どんな考えで狼一号
そんなことはおそらく
本来は関係のないことだ。
誰に何と言われようと
誰が何と言おうとも、
そんなものには何の価値もないんだよ。
正しいことをしたい。
間違ったことはしたくない。
そう思っていた。
けれどそれは綺麗事で
そんな生き方は
損の方が明らかに大きい。
正直者はバカを見る。
馬鹿正直に生きれたら、
きっともう少し楽だろう。
僕が大切にしていた正しさの
根拠がわからなくなって
それを訊きたい人はもう居なくて
答え合わせが出来ない。
でもそれだって、
その人の正しさであって
それは僕の正しさにはならないのに。
そんなことはわかっているけれど
それでもあの人の正しさを
僕は知りたかったのだと思う。
いつかの僕に
顔向け出来るような生き方を
僕はしていない。
いつかの僕には
きっと軽蔑されてもおかしくない。
けれど、僕にとっての
僕の中での様々な価値観や思考が
その当時とは違うのだ。
人は変わる。
これを大人になった、という一言で
片付けてしまうのも勿体無い。
そんな気がしてしまう。
けれども、三体牛鞭
僕の脳内の辞書を引いてみても
当てはまりそうな答えは
載っていないのだから、
こればかりはお手上げだ。
いつの日か
浮かんでいる
?マークの
答え合わせが出来たらいいな。
きっとそれは叶うはずだ。
僕がこの先あと何年或いは何十年
生きたとすれば、
頭の悪い僕にだって
何らかの答えを出せる気がする。
そうでなければ
生きる甲斐がない。
最後の卒業試験で
赤点だけは取らないように
でも、正解だけの人生なんて
きっと少し物足りないから
多少間違ったって
いいんじゃないだろうか。
バカだなって笑うことも
きっと必要なこと。
今がどんなにくだらなくても
どんなに絶望的でも
その今がきっと一番なんだよ。
昨日にも明日にも
今は行かれないんだから。
過去は変わらない。
今は、どうにだってなる。
いいじゃないか。
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生きてやろう。 虫草鹿鞭