20111015(土)

交通事故~脳脊髄液減少症


ようやく、この傷病に対する治療分野での関心が高まったと言えます。
10年~15年ほど前、私の所に通院中だった数人の事故患者が、この症状と一致して帯広市内のある病院に通院治療を始めました。
その病院ではこの症例に対する治療がなされていましたが、損保会社や他の医師からの風当たりも強く、また当時の治療方法も選択的に選べるものではなく、試験的な要素もあり結局、治癒に至らなく、治療を断念する方もいました。

一般的には、ムチ打ち症(頸椎・頸部捻挫)と診断され、なかなか治癒に至らなく、立ちくらみや目まいが頻繁におこり生活に支障が出る頃になって、詳しく検査を進めると、低髄圧症候群(現、脳脊髄液減少症)が発覚。
特に女性の場合は更年期障害、自律神経失調症などの病名をつけられて、投薬のみの治療。

ここ数年、裁判などでもこの傷病については話題にはなってはいたが、今一歩の進歩がなかった停滞した状態でした。

以下本日のNHKウェイブニュース記事の抜粋


交通事故の衝撃などで脳や脊髄の周りの髄液が漏れ出し、頭痛やめまいを起こす「脳脊髄液減少症」について、CTやMRIの画像などから髄液の漏れを確認するとした初めての診断基準を、専門家で作る研究班がまとめました。

「脳脊髄液減少症」は、交通事故の衝撃などで脳や脊髄の周りにある髄液が漏れ出し、頭痛やめまいを起こすもので、全国で10万人を超す患者がいるという推計がある一方、当初は、存在自体を疑う医師もいました。このため、さまざまな立場の専門家で作る研究班が5年にわたって検討を行って、初めての診断基準をまとめ、14日、発表しました。この中で、脳脊髄液減少症を診断する際には、立ち上がった際に頭痛があることを前提に、CTやMRIの画像などから髄液の漏れを確認するとし、一部で行われている、放射性物質を加えた薬剤による検査については、精度が低く参考程度にするとしています。しかし、この基準で症状を訴えた100人を診断したところ、実際に髄液の漏れを確認できたのは16人にとどまり、研究班では、髄液の漏れが見えない人はほかの原因も考えられ、さらに研究が必要だとしています。研究班の代表を務める国立がん研究センターの嘉山孝正理事長は「新たな基準で診断された患者が今後、有効な治療を健康保険で受けられるよう取り組んでいきたい」と話しました。






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