20131216(月)

夢にまでみたログでの快適越冬生活

夢にまでみたログでの快適越冬生活

やっと念願が叶いました。

歩く事がままならないほどの山林を笹刈り・伐採して 現在に至るまでほぼ15年かかった。
アップダウンが全く分からないので 先ずは笹刈りから始まったが、太い笹を刈り 支障木を伐採 伐採木の唐松で山小屋・工房等を建て少しづつではあるが業者さんの力を借りずに現在のコニファーの原形を作り始める。
もちろんその間には 多くの方々の協力を得ました。

7年前にログの骨となる唐松(50年生)約80本を伐採・運搬・集積 そして皮むき(ピーリング)~養生と ログ作りの第1歩が始まる。
3ヶ月かけ長さ15m:太さ30cm前後の唐松の皮むきを終了 併行して井戸掘り・・大型のユンボをレンタルし2月の渇水時期に約13m掘り起こし水脈を確保 
1ヶ月かけエンジンポンプで飲用に適するまで水を吸い上げる。 色の付いた水がきれいになり保健所でOKになった時の喜びは今も忘れない。

丁度 その頃ある人から「此処はキャンプ場になるのでは?」と言われ さほど考えることなくとりあえずと 4つのサイトを設け 芝生を張った。
地元にちょっとしたPRをしたところ キャンパーさんがやって来た。 コニファーお初キャンパーさん・・・「Oファミ」忘れる事が出来ないキャンパーさんです。

と言う訳で ログ作りからキヤンプ場にしてしまったと言う点では 若干横道にそれましたが、今ではネットと口コミで多くのキャンパーさんの御利用を頂いているところです。。

キャンプ場の維持管理とログの完成を目指すとなると 当然 後者であるログ作りが困難になり完成までの道矩が遠くなるという葛藤の中 「少しずつ ゆっくりでも両方を突き進めるしかない!」と決心

快適空間作りの軌跡

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20年4月 2カ所に分けたログの養生シートを外す。

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同年5月 
予定地の基礎堀 もちろん地鎮祭は済ませた。

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同年5月
基礎の型枠工事 これだけは業者に依頼

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同年6月
出来上がった基礎の上に一番最初に乗せるログ(シルログ)をハーフカット

併行して 浄化槽を作る。
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スコット曰わく「アメリカデハーコノヨウニヤリマス・・」と一生懸命手伝ってくれました。
名付けて「スコット式浄化槽」

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その年の秋には 浄化槽の配管が終了 

同じ時期のログ
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ラフカット・・その後ファイナルカットと2回やらなければいけない。
若い頃からログの本を読みあさっていたが 実際にやってみなければ理解出来ない。
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翌年の春
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冬場の間(2月~3月)にビルダーのTA氏と加工しユンボで積み上げたログ(6段で終了)
危険な作業でとても作業中には写真など撮ってはいられず
積み上げしている状況の写真はない。

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同じ頃 Oファミが清掃してくれる。

22年の冬場にはバンガロー作りで第1期の工事は養生屋根を設置し休む。


23年1月 ビルダーのTA氏と相談 「現在の状況から屋根を外すことなくポスト(柱)&ビーム(梁)で建築可能かどうか?」 結果 可能だと!

23年2月から第2期工事の再開!
なぜかいつも厳冬期だ!
約1ヶ月かけ6段以降のポストとビームを加工

3月の1週間予報をみて 一気に屋根を外し雪の降らないのを願いながらユニックで組み上げる。

幸いたいした雪も降らずに屋根部分まで完成!
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その後は壁を張りコツコツとした作業が続く。
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窓やドアー類はT氏が数年前に持ってきたもの。
床材・内装壁は捨てるのはもったいないのでもらって欲しいと知人が持ってきてくれたもの、キッチンやユニットバス・フロアー等はその道のキャンパーさんが廉価で提供してくれたもの等々 多くの方の協力で現在のログコテージが初めて冬を快適に迎える事が出来ました。


建築中 スライド丸鋸で左手中指の切断や足場から転落 肋骨2本骨折 バイト先での肩腱板切断等など危険な作業やアクシデントで更に長い時間がかかってしまいました。

今年の冬こそ ログで快適な生活が出来る事を最大の目標に4月から一念発起  今現在 やっとの思いで「夢のログハウス」の8割(残りは2階の一部壁と天井)が完成したところです。

ログで越冬する上 燃料(薪・灯油等)光熱関連がどれくらい消費するか一冬検証する必要がありますが 「超!エコログ」であることは間違いありません。


なんでもそうですが 業者さん(メーカー)に頼んだ立派な家も 小さな掘っ立て小屋も 人が住み、住む人の「思い入れ」が無いとそれは生きては来ないと信じています。
要は気持ち(心)だと思います。 犬小屋も建てられなかった私が情熱だけで建てたログコテージ! この「超!エコログ」の完成には 数多くの方々の協力があります。
その方々にお返しする事も出来ない状況でしたが これからは何らかの形で少しずつ恩返しが出来るのではと 思っています。

このログコテージの約9割は 本来捨てられている建築資材を利用した建物です。・・興味のある方は見に来て下さいね!

また、このログのネーミングを募っております コニファーの雰囲気に合う良い名前を付けて下さいね!







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 ABOUT
森の遊び人
平成10年当地の森林を開拓 現場の木と廃材を利用し山小屋等を建築 同19年7月に隠れ家的オートキャンプ場 「遊び小屋 コニファー」(通年)をオープン
現在、ログコテージの建築をしながらキャンプ場を整備 簡単木工製品作り・予約でのパン焼き&燻製作り等が体験出来ます。
焚き火で暖をとりながら心を癒やし小川のせせらぐ音、風の音と鳥のさえずり、晴れの日には満天の星空の中で至福の時間を体験しませんか?


性別
年齢60代以上
エリア清水町
属性事業者
 GUIDE
隠れ家的オートキャンプ場 「遊び小屋コニファー」
住所清水町旭山2番地56
TEL090-1642-6418
期間1月上旬-12月下旬
(予約制)
定休年中無休
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