2012年2月19日(日)
ホッキョクグマ「アイラ」を送る会

そこはアイラの楽園でした。

世界基準(誰が決めたの?)にははるかに及ばない
古いコンクリートのホッキョクグマの放飼場。

でも、そこはアイラの幸せが満ちていました。

なぜなら、母のララがいるから。

厳しく優しくアイラを包み込み見守ってくれたララ。
ララさえいればアイラは何も恐れることはなく、幸せしか感じられませんでした。

ララは神経質に周りを警戒していました。

ハイテンションで遊ぶアイラを見守り、相手をしていました。

新しいポリタンクをもらったアイラは上機嫌で遊んでいました。

たくさんのお客さんがいるのは、アイラには楽しいけれども、ララには不安でした。

明日、何が起こるか、知らないのはアイラだけです。

明日、アイラはララと離れて一人になります。
一人でおびひろまで旅をして、知らないくまの隣に入れられます。
その知らないくまは血のつながったお兄ちゃんなのですが、アイラにはわかりません。
アイラはララを探して泣き叫び、孤独と恐怖に打ち震えるでしょう。
アイラ、つらいけど耐えてね。
試練を乗り越えて、立派なくまになってね。
アイラが少しでも早くおびひろに慣れて楽しく過ごせるように
たくさんの人々が祈っているよ。
園長さんがアイラに立派なパートナーを探してくれると言っていたから
将来ララのような偉大な母になってね。

世界基準(誰が決めたの?)にははるかに及ばない
古いコンクリートのホッキョクグマの放飼場。

でも、そこはアイラの幸せが満ちていました。

なぜなら、母のララがいるから。

厳しく優しくアイラを包み込み見守ってくれたララ。
ララさえいればアイラは何も恐れることはなく、幸せしか感じられませんでした。

ララは神経質に周りを警戒していました。

ハイテンションで遊ぶアイラを見守り、相手をしていました。

新しいポリタンクをもらったアイラは上機嫌で遊んでいました。

たくさんのお客さんがいるのは、アイラには楽しいけれども、ララには不安でした。

明日、何が起こるか、知らないのはアイラだけです。

明日、アイラはララと離れて一人になります。
一人でおびひろまで旅をして、知らないくまの隣に入れられます。
その知らないくまは血のつながったお兄ちゃんなのですが、アイラにはわかりません。
アイラはララを探して泣き叫び、孤独と恐怖に打ち震えるでしょう。
アイラ、つらいけど耐えてね。
試練を乗り越えて、立派なくまになってね。
アイラが少しでも早くおびひろに慣れて楽しく過ごせるように
たくさんの人々が祈っているよ。
園長さんがアイラに立派なパートナーを探してくれると言っていたから
将来ララのような偉大な母になってね。