円山マレーグマ(19)
2021年7月25日(日)
ウッチー命日~動物福祉の日
円山マレーグマ×19

今日は忘れもしないウッチーの命日です。あの惨劇から6年。
円山動物園はこの日を「動物福祉の日」と定めています。
ウッチー事件の翌年の大変な時期に着任した前園長は、ウッチーは園が殺したんだと認めていました。
その後、動物専門員制度が始まり大幅に飼育員が入れ替わったため、あの事件を直接知っている飼育員は限られています。
これからの円山動物園を背負っていく若い飼育員たちにウッチー事件の真実が正しく伝わっていることを願ってやみません。獣医師が足りなかったからなどという単純な理由で起きた事件ではありません。
円山動物園は、ウッチーのみならず多くの動物が命をもって教えてくれたことを土台に、信頼される動物園へと生まれ変わる努力をしています。それは望ましいこととして応援しますが、その陰には悲しい歴史があったことを忘れることはありません。
円山動物園はこの日を「動物福祉の日」と定めています。
ウッチー事件の翌年の大変な時期に着任した前園長は、ウッチーは園が殺したんだと認めていました。
その後、動物専門員制度が始まり大幅に飼育員が入れ替わったため、あの事件を直接知っている飼育員は限られています。
これからの円山動物園を背負っていく若い飼育員たちにウッチー事件の真実が正しく伝わっていることを願ってやみません。獣医師が足りなかったからなどという単純な理由で起きた事件ではありません。
円山動物園は、ウッチーのみならず多くの動物が命をもって教えてくれたことを土台に、信頼される動物園へと生まれ変わる努力をしています。それは望ましいこととして応援しますが、その陰には悲しい歴史があったことを忘れることはありません。
この記事のURL|2021-07-25 22:08:39
2019年5月21日(火)
ハッピイ 円山最終日
2018年7月26日(木)
一日遅れですが
2018年7月25日(水)
ウッチー命日
円山マレーグマ×19

悲惨な死を遂げたウッチーの3度目の命日です。
今日は休園日ですので写真は一周忌のときの献花台です。
ウッチーの死から始まった信頼回復のための一連の改革。
成果が表れていると思える点もありますが、不信感を抱かざるを得ないようなことも。
改革の一環である動物専門員試験。飼育業務の高度化・専門化に対応するためのものとして、現職飼育員には動物専門員への転任試験が3度実施され今年が最後の試験の年でした。
円山が誇るカリスマ動物専門員H氏は、今年6月のあるインタビューで飼育員の仕事は自分で考えて行動することであるとした上で、向いている人として
1.動物はもちろん人も好きな人
2.人前で話すことが好きな人
3.みんなと仲良くできる人
4.好奇心や探究心が強い人
5.動物の立場で考えて行動できる人
と答えていました。
いずれも根底にあるのは人間性の問題です。
3年度に渡って実施された動物専門員への転任試験により合格し残った人は元々の飼育員の半数です。
その多くは納得できる人たちですが、どうしても理解しがたい人が残っています(試験は筆記通過者のみに面接。当然これまでの勤務評定も勘案されるはずです。筆記試験は点数ですが面接は採用側の裁量領域)
そもそもの発端となったウッチー事件を市側がどう捉えているのか疑問であり、命日に当たりウッチーに何と報告したらよいのかわからない結果です。
今日は休園日ですので写真は一周忌のときの献花台です。
ウッチーの死から始まった信頼回復のための一連の改革。
成果が表れていると思える点もありますが、不信感を抱かざるを得ないようなことも。
改革の一環である動物専門員試験。飼育業務の高度化・専門化に対応するためのものとして、現職飼育員には動物専門員への転任試験が3度実施され今年が最後の試験の年でした。
円山が誇るカリスマ動物専門員H氏は、今年6月のあるインタビューで飼育員の仕事は自分で考えて行動することであるとした上で、向いている人として
1.動物はもちろん人も好きな人
2.人前で話すことが好きな人
3.みんなと仲良くできる人
4.好奇心や探究心が強い人
5.動物の立場で考えて行動できる人
と答えていました。
いずれも根底にあるのは人間性の問題です。
3年度に渡って実施された動物専門員への転任試験により合格し残った人は元々の飼育員の半数です。
その多くは納得できる人たちですが、どうしても理解しがたい人が残っています(試験は筆記通過者のみに面接。当然これまでの勤務評定も勘案されるはずです。筆記試験は点数ですが面接は採用側の裁量領域)
そもそもの発端となったウッチー事件を市側がどう捉えているのか疑問であり、命日に当たりウッチーに何と報告したらよいのかわからない結果です。
この記事のURL|2018-07-25 14:05:50
<< | >> |