2015728(火)

ウッチーとの別れ


ウッチーとの別れ

2015年7月25日マレーグマのウッチーが亡くなりました
詳細は発表されていませんので自分が把握している事実だけを綴ります

1987年7月1日に来園し推定30歳以上だったウッチー
日本のマレーグマの中で最高齢だったのではないかと思います
(平川のオスのアトムは1986年ミャンマーのヤンゴン動物園生まれ
徳山のツヨシが1987年8月24日生まれ)

そんなおばあちゃんのウッチーが6月19日からウメキチとの同居が開始されました(前々回のブログでは6月20日と書きましたが間違いでした)
6月19日ハッピイも含めた3頭同居
6月20日ウメキチと2頭で同居
    この日に顔面を噛まれています
6月26日ウメキチと2頭で同居
    この時も闘争あり数カ所の傷が増えていました
7月6日は3頭同居
    この時もウッチー負傷
7月24日も3頭同居
    この時も闘争により負傷
7月25日に亡くなったとの発表です

いずれの日も動物園には自分は行っていないため同居の様子は確認できていません

重箱の隅をつつくようなことですが、円山のHPにハッピイのお婿さん候補のウメキチがやってきますとの記事がありました
2011年6月のころはハッピイとの繁殖を視野にしていたようですが、いつからかウッチーもそこに入れられていたのですね
こういうことが起きるたびに心のどす黒さが増していってしまいます

ここから先は個人的な見解です
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円山動物園に来園し世界のクマ館で暮らしていた頃は真冬でも外展示
アジアゾーンができてやっと真冬の外展示がなくなり毛艶もよくなりまだまだ長生きしてくれると信じていました

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美味しいものをたくさん食べてふっくらして
ハッピイとは時々レスリングしていたけど
それも楽しそうに見えていました

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ウッチーがペアリングの舞台に乗せられるというまさかの出来事
最近はハッピイとウメキチがいい感じに見えたし
ウッチーは傷を負った身なのでもう同居は無いだろうと思い始めていた矢先の出来事
こんなことが起きるのには間違いなく問題があるからでしょう
ウッチーが苦しい思いをしたであろうことも間違いのないことでしょう
動物園で一番優先されるべきは動物の安全と福祉
そのどちらもが欠けていたこのことを検証し今後の飼育にいかしてもらわないとこの先も同じことが繰り返される心配が尽きません
どうであれウッチーにもう会えないという悲しい事実はこの先も忘れることはできません

ウッチー大変だったね
お疲れさま
ウッチーが大好きだったよ






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