円山動物園(63)


2016330(水)

3月28日の円山


3月28日の円山

3月28日の円山動物園
25日から前脚をいためているタツオ
到着時は動かずにいましたが寝室へ収容のため立ち上がったタツオ
まだ痛いほうの足をかばって歩いていました
収容時にタツオの尻尾が挟まるのではないかと思うほど速攻で扉が閉められました

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ヒマラヤグマのミナミ
札幌は3月とは思えないほどの気温で久しぶりに外でくつろぐミナミでした

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ウメキチは虫が飛んでいたのか唾を飛ばすこと数回
自分の頭にも唾がかかっていました

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チンパンジーの放飼場も雪融けがすすんでいます

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弟路郎は食事中

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ハヤトは弟が産まれ気になりますが、赤ちゃんに触るとレンボーに怒られるのでレンボーの目を盗んで赤ちゃんに触っていました
オランウータンの所は大人気で常にたくさんの人がレンボーと赤ちゃんを見ていました

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午後はマレーグマのハッピイの登場
凍っていないリンゴを食べていました

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日向は暖かくアイちゃんはこんな場所で日光浴
写真を撮っている時は気付きませんでしたが
下にいるコタローと手をふれあっています

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その時のコタローは床でゴロゴロ

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ご飯を食べ終わったドン

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ユキヒョウのリアン
3月29日をもって円山ではリアンに会うことはできなくなりました
暑い名古屋へ引っ越しです
無事に引っ越しがおわりますように



2015728(火)

ウッチーとの別れ


ウッチーとの別れ

2015年7月25日マレーグマのウッチーが亡くなりました
詳細は発表されていませんので自分が把握している事実だけを綴ります

1987年7月1日に来園し推定30歳以上だったウッチー
日本のマレーグマの中で最高齢だったのではないかと思います
(平川のオスのアトムは1986年ミャンマーのヤンゴン動物園生まれ
徳山のツヨシが1987年8月24日生まれ)

そんなおばあちゃんのウッチーが6月19日からウメキチとの同居が開始されました(前々回のブログでは6月20日と書きましたが間違いでした)
6月19日ハッピイも含めた3頭同居
6月20日ウメキチと2頭で同居
    この日に顔面を噛まれています
6月26日ウメキチと2頭で同居
    この時も闘争あり数カ所の傷が増えていました
7月6日は3頭同居
    この時もウッチー負傷
7月24日も3頭同居
    この時も闘争により負傷
7月25日に亡くなったとの発表です

いずれの日も動物園には自分は行っていないため同居の様子は確認できていません

重箱の隅をつつくようなことですが、円山のHPにハッピイのお婿さん候補のウメキチがやってきますとの記事がありました
2011年6月のころはハッピイとの繁殖を視野にしていたようですが、いつからかウッチーもそこに入れられていたのですね
こういうことが起きるたびに心のどす黒さが増していってしまいます

ここから先は個人的な見解です
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円山動物園に来園し世界のクマ館で暮らしていた頃は真冬でも外展示
アジアゾーンができてやっと真冬の外展示がなくなり毛艶もよくなりまだまだ長生きしてくれると信じていました

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美味しいものをたくさん食べてふっくらして
ハッピイとは時々レスリングしていたけど
それも楽しそうに見えていました

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ウッチーがペアリングの舞台に乗せられるというまさかの出来事
最近はハッピイとウメキチがいい感じに見えたし
ウッチーは傷を負った身なのでもう同居は無いだろうと思い始めていた矢先の出来事
こんなことが起きるのには間違いなく問題があるからでしょう
ウッチーが苦しい思いをしたであろうことも間違いのないことでしょう
動物園で一番優先されるべきは動物の安全と福祉
そのどちらもが欠けていたこのことを検証し今後の飼育にいかしてもらわないとこの先も同じことが繰り返される心配が尽きません
どうであれウッチーにもう会えないという悲しい事実はこの先も忘れることはできません

ウッチー大変だったね
お疲れさま
ウッチーが大好きだったよ



2015723(木)

ウッチーその後


ウッチーその後

6月1日のマレーグマのウッチー
ほれぼれする美クマっぷりです

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6月末から同居訓練があり負傷したウッチー
7月13日のウッチー
傷だらけですが傷は良くなってきているようです

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最近は担当者がいる日はハッピイとウメキチが終日同居なのでウッチーは室内でよく動いています
担当者不在の日はハッピイと同居ですが室内の隅っこから動きません
(7月18日ウッチー単独展示の日)

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背中の傷です
がっつり牙が入ってしまったようです
これは7月13日の時でそれ以降は動いていることが多く傷口がよく見えませんが悪くはなってないようです

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足の裏ぱっくりです
負傷後は歩行時の動きが悪かったですが7月21日の時点では歩行はスムーズになっていました
このまま順調に回復してくれるように願うばかりです
体型が少しスリムになっていましたが餌をちょっと減らしているそうです
各地のマレーグマの体型が様々なので標準体型がわかりませんが痩せているわけではないのでちょうどよくなっているのかなと思います

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7月21日のウメキチ
傷が痒いのか自分で舐めたりしていました
顔の傷は良くなっています

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最強マレーグマのハッピイは大きな傷はないようで21日もウメキチを追いかけまわしたり元気でした
写真は立ち上がっているのがウメキチです



201574(土)

ウッチーのこと


ウッチーのこと

マレーグマのウッチー
6月20日と26日にウメキチとの同居訓練があったようです
その時に闘争がありウッチーは顔面に負傷しています
ところどころ黄色く見える部分が傷があるところだと思います
最近は放飼場の隅っこで座っていることが多く顔以外の傷は
あまり見えていませんでした

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7月3日にウメキチとハッピイが同居していてウッチー1頭が室内にいた時にやっと今まで見えていなかった傷を見ましたが
左の腰のあたりに穴になっている傷がありました
ウッチーが気にして何度か触っていることもありました
フジのようにいじって傷を広げないようにしてほしいものです

ウッチーだけが負傷したわけでなく3頭とも負傷していますが、
ウメキチとハッピイは落ち着いて同居できています
実年齢不詳のウッチーですがおそらく30歳くらいではないかと思われ
動きも鈍くなっているので無理させず静かに過ごさせてほしいというのが個人的な願いです



2015428(火)

ついに


ついに

いずれは来るであろう日がついにきてしまいました
4月25日にナマケグマのゴマキが亡くなりました

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段々と食べる量が減っていき

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また世界のクマ館に戻ってくることは叶いませんでした

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4月23日に会ったのが最後になりました
30歳を迎えてまだまだ長生きしてほしかった
ゴマキちゃん今までありがとう



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