2013116(水)

世論を見方に賭け

世論を見方に賭け

 正月に載せる予定の「世論を見方に賭け」ですが、このところの経済・政治の動きを見てるとどうしても気になり、今回載せることにしました。よろしければお付き合い下さい。

 昨年ほど経済と政治の関わりが問われた年はなかったのではないでしょうか?そして、政権交代……今年こそはとの期待感が!
 そこで、景気回復・デフレ脱却には紙幣増刷しては?そんな話しも聞かれますが、ただ、流れとしては大胆な金融緩和(お金の供給)を進めていくとして、世論(マスコミ)もそれに同調しているようですね。
 さて、これまで経済(国民の活動)と政治(国が法により統治)は、一体の関係にあって、社会にお金が不足しているのではなく、お金が循環していないということを述べました。  又、お金が循環しないのは、不景気で企業は内部留保を優先させ、投資意欲が薄れ、銀行も与信(信用)のない企業や個人に貸付しないということを述べて来ました。
 そんなことで、金融緩和を世論が同調し、国の改革(政策)で国民は刺激され、経済が活性化して資金需要が企業や個人で旺盛となる……。どうも世論を見方に賭けに出たようですね。

 こう説明すると、話しが難しい……。そこで、川に例えてみました。

 水は「お金」で水路は「社会」です。そして、どよみは「不景気」で、そこに住む生き物は(企業や個人)です。
 川に水(お金)が流れていたら、どよみ(不景気)ができ、どよみの中に水が入ってこなくなりました。そして、そのどよみがあちらこちらと増えて、だんだん濁って来きました。多めに水を流したり改修工事(政策)をしていますが、中々このどよみがなくなりません。
 そこで、思いきって大量の水を流し、大々的な改修工事をすることにしました。かなりの荒療治で水路が決壊・氾濫することにも為りかねません。そして、このどよみに棲む体力の弱り切った生き物(企業や個人)に、きれいな水を飲めば元気になると言って(世論)、その水を飲んでもらって体力を回復してもらおうと考えています。
 そんな感じでしょうか。
 問題は生き物が水を飲むかどうか、飲んで体力が回復するかどうか又、水路が決壊・氾濫することになりはしないか。と言うことになりますね。



201318(火)

剣山

剣山

 芽室市街から西の渋山地区に車を走らせ、ここを通るたびに目に入るのがこの山です。今日は、デジカメで久しぶりにパシャ(車中から写したので、画像がスッキリしませんでした)。近くの民家に寄って聞くと「剣山って言ってますよ」と教えてくれました。そして、「時々、写真を撮っている方がいますよ」とのことでした。このあと、道々294号線に出て、美生地区の嵐山までベストアングルを狙ったのですが、ここでの写真が一番良かったでした。標高1,205.1mとのことで画像の右手前の山でとんがっているのが「剣山」頂上です。小さくて判りにくいかも知れませんね。
 四国の霊峰「剣山」より、剣神社の分霊をここに移され「剣山」としたそうで、色々といわれのある山で、清水町の御影からは登山道があって、頂上からは十勝平野を一望できるようです。



201311(火)

上を向いて歩こう

上を向いて歩こう

 2013年の幕開けですね。今年はどんな年になるのでしょうか。良い年になって欲しいですね。
 「わきさんの社会科学」も昨年10回掲載しました。難しくてよく解らない。と暮れも押し迫って、一人ならまだしも、複数の身内に…。結構、私としては池上彰ばりで、なかなかの出来と思って、調子にのっていたので内心のショック。そこで、正月に用意していた自信作「世論を見方に賭け」のテーマを急きょカットしてお蔵にしました。
 そんなことでNHKの紅白歌合戦を横で聞きながら、年始めのブログはどうしょうか思案……。
 考えて見れば、話題としてはみんなが元気になる。それかな?ところが、思いを巡らしたら、それが出てこない。頑張って思いを巡らせたら、元気どころか暗いことばかりが…。
 そうしたら朝ドラの「純と愛」の主題歌(HY)が…。この朝ドラ、元気どこか、どうも暗い。そのあと栗原類さんが出てきた。そうしたら、なお暗くなって。そのあと水森かおりさんが小林幸子さんばりの衣装に……気持ち的に撃沈。
 気持ちを切り替えていると…。今年の赤組の司会は梅ちゃん先生(堀北真希さん)で父さん役(高橋克実さん)がゲストで出演、喉自慢に出て歌ったと曲と言うか、徳永英明さんの「上を向いて歩こう」が…。この「梅ちゃん先生」。実は東日本大震災の復興支援プロジェクトの一環として位置づけられ朝ドラで、震災被害が大きかった茨城県高萩市でクランクインされたそうです。「上を向いて歩こう」はそう言う意味があったのですね。そんな思いで見ると…。朝ドラの「純と愛」や栗原類。そして水森かおりの衣装も、それはそれで元気になるのかと…。
 この紅白歌合戦、なかなか芯のある心にくい演出だと感じたとこです。
 話しは戻って、自分的には好きな「わきさんの社会科学」コーナーでしたが身内に受けが悪く?この企画はボツに。是非、復活と言われればすごく嬉しいですが…。それなないですね。
追伸 ホームページが冬用に変わりました。今年も宜しくお願い致します。



20121228(金)

TPPと農業

TPPと農業

 暮れも押し詰まって来ましたね。これまでの話しの流れを踏まえながら、来年度に争点となるであろう「TPPと農業」に関して、気になるところを一言……。
 農協はJAの愛称で、これを支援する連合会・中央会の全てを総称してJAグループと呼んでいます。「揺り籠から墓場まで」と言われるように組合員さんはJAグループを経由し広範囲な取引が行われています。
 そこで、農業は既に述べて来たように、小規模分散という労働生産性の悪いハンディーを抱えています。このことから、JAグループでは共同計算や手数料、賦課金による事業で農家経済を下支えしています。しかし、農業においても類にもれず、景気悪化で息切れ状況にあり、組合員JAグループ間の意識格差や組合員間の経営格差を生んでいます。
 加えて、グローバリゼーションにあって、TPPがアメリカ、財界の要請で参加せざるを得ないことが予想されています。このことから補償による財務負担(直接払い)のシナリオが見え隠れしています。
 しかし、日本農業が、関税による価格支持から米や畑作四品が戸別補償に変わるものの、財源負担の伴わない農業政策が行われており、輸入差益ゼロでの直接払いに伴う新たな財政負担は、消費税2%に相当するとも言われています。
 日本経済の立て直しを巡り、天秤にかけられることになりそうですね。



20121226(水)

資金はジャブジャブ状態

資金はジャブジャブ状態

 今年もあと少しですね。選挙に刺激されてと言うか、興味があって話しが続いています。宜しければお付き合い下さい。
 その昔、金融政策と言えば公定歩合でしたが、金融自由化で預金金利との連動性が失われ、呼び名も変わっていますね。そして、今は市場操作によって、目標金利に誘導する政策に変わっていますね。
 これまで日銀は超金利緩和政策を続けており、資金はジャブジャブ状態で市場に溢れているとも言われています。結果、銀行をはじめとする金融機関は潤沢な資金を企業や個人への貸し出しに使わず、ひたすら国債を購入しているとも言われています。つまり、資金が不足しているのではなく、資金が循環していないということのようですね。もっと掘り下げるなら、不景気で企業は内部留保を優先し、投資意欲が薄れており、銀行も与信のない企業や個人に貸付しないことから、市中に貨幣が流通しにくい構造にあって、資金を供給した結果ということになりますよね。
この先、構造改革により経済が活性化され、資金が循環することで、景気が回復されてデフレ脱却への道が開けることを期待するとこですね。経済が活性化されず、アコード締結で日銀が冷静さを見失い、スタグフレーションを招く最悪のシナリオだけは避けて欲しいですね。
 28日(金)は今年最後になりますが、「TPPと農業」に触れたいと思います。



<<
>>




 ABOUT
わき
「感じる住まいづくり」を理念とした実感できる三つのシステムで、和みの「住まい」を実現する体感型の事業を展開しています。

性別
年齢60代以上
エリア全国
属性個人
 カウンター
2011-10-19から
11,699hit
今日:0
昨日:1


戻る