俺は誰かに護られたいわけではない。
誰かと協調したいのだ。
多くの人と俺とでは、どうも感覚が違うらしい。
護られない俺は、独りで生きることしか出来ない。
でも、そう思えたことを今は誇りにさえ思う。
それが自立というやつだ。中華牛鞭
誰かに護られることなく、自分の責任において行動する。
それが大人のすることだと俺は思う。
だが、それは決してひとりでいることを望んでいるのではない。
俺は協調したいのだ。
同じ志を持つ人たちと共に己を高めたいのだ。
その中から生まれる絆こそが本物だと思うのだ。
また、人は見た目が人ならば、人であると思う。
ひとりひとりは違うけれど、それは人に違いない。
俺は人に対して優しくなりたい。
気が合う人にだけ優しくなりたいのではない。
人そのものに愛情を感じたいのだ。
それは、自分という人が望んだ、人との向き合い方。
そりゃ、何人と気を合わすことなんて不可能だろうけれど。
理想なのかもしれないけれど。
じゃあ、理想を追い求めて精進することは悪いことなのか、と思う。
確かに、情だったりも人にはあるもので
誰にでも同じ対応は出来ないだろう。
けれど、自立したひとりの人であるからこそ。
知らない人も、人と認識できる。
人には誰にでも心があるとわかる。
気の合う人に護られている人たちには、それがわからないのだろう。
護ってくれる人だけが人なのだ。
護ってくれない人には無関心なのだ。
護ってくれる人だけに関心を持つ、ということは、裏を返せばそういうこと。
なんと傲慢なことか、と俺は思うのだが。
残念ながら、そう思えない人というのは意外と多いらしい。
そういう人たちからすれば、俺の言っていることは
おそらくは「負け犬の遠吠え」にしか聞こえないんだろう。
それならそれで構わないが。
俺は言われる度に思うだろう。
貴方より、よっぽど俺のほうが人のことを思っているのだ、と。
気の合う人だけの集まりなど、俺には馴れ合いにしか見えない。中華牛宝
ただ楽しいばかりの集まりなど、甘えにしか見えない。
なら、俺はそんなものは必要ない。