憧れの京都の大学に通っていた私。
五夜神
2回生になり、サークルに入ってきた後輩と付き合うようになった。彼女は良妻賢母で有名なK女子大学。岐阜県から出て来て女子寮に入っていた。たいてい京大とカップルになるので、荷物持ちや用心棒と揶揄される私の大学にはもったいないくらいの彼女だった。

彼女が2回生になり、女子寮を出ると、互いの下宿を行き来するように。一緒に私の大学へ行ったり、昼は授業の合間に金閣寺や竜安寺へ。鴨川べりで二人の時間を過ごしたあとは河原町で飲み、京阪電車で七条へ。七条通のコンビニでお酒を買い込んで、夜中の三十三間堂の前を歩いて彼女の下宿へなだれ込む。東山通りから京都タワーを見るとちょうど照明が消される時間。
人の助 媚薬
まったりとした甘い時間が流れる…

こんな生活を数年続けたが、ただひとつできなかったこと。

浴衣でデート。

祇園祭では浴衣のカップルや家族でいっぱいになる。だけどその時期は試験期間中でそれどころじゃなかった。

彼女と別れた今、浴衣だけは実現できていない。生きてるうちにこれだけはやって人生を終えたい。

あの頃は本当に良かった。自分には京都での学生生活が本当にぴったりはまってた。

数年前に彼女とメールする機会があり、サークルの後輩と結婚していることを知った。彼は京大だった。やっぱりと思った…負けた…
SEX&ON(性1号)催淫剤正規品100%保証
元気にしてるかなあ…