2019624(月)

創業107年赤坂建設高山ブログ31


十勝老舗工務店
赤坂建設 http://aksk.co.jp
高山です。

引き続きフラット35のご案内をさせて頂きます。
前回はフラット35のメリットをご案内しました。
今回は私なり感じる
デメリットの部分をご紹介させて頂きます。
①融資割合
融資枠は基本的には建物金額+土地金額の90%が上限と
なります。
100%の融資も受ける事が出来ますが、貸出金利が高く
なります。
90%融資とはどういった事か?と言いますと。
分かり易ように建物金額2000万円、土地金額1000万円
諸経費200万が掛かるとします。
結構、勘違いしやすいのは。
総資金3200万円の90%が融資の上限ではないのです。
建物+土地の資金 3000万×90%→2700万
他で用意しなくてはならない資金は1割分の300万円
+諸経費分の200万、計500万
と言う事になります。
フラット35は使いたい。でも家を建てる計画は自己資金
無でやりたい。・・・と言った場合。
他で、どのように資金繰りをするのかを考えておかなくて
はなりません。
②貸出金利の決定時期
民間金融機関での住宅ローンの借り入れの場合、ほぼ
申込んだ時点での金利が採用されます。
フラット35は?
住宅が完成し、実際にお金を貸して貰える時期が金利決定
時期となります。
ローン申込が今月6月だとします。住宅完成が今年の12月
金利決定時期は基本的に12月の時点での金利となります。
つまり。少し大げさに言ってしまうと幾らで貸してくれる
のか分からないと言う訳なのです。
③団体信用生命保険
前回、フラット35も融資金利に生命保険料が組み込まれる
事となりました、とのご案内をさせて頂きました。
でも?どんな保険が組み込まれているの?と言えば。。
一般団信と言われる、死亡、重度障害が対象となります。
昨今、民間金融機関が採用している8大疾病、11大疾病
の様な、病気になった際でも保険が適用になるものに加入
する場合には、尚の金利負担が必要となります。

細かい事を上げて行くと切りがないので。
以上、3点が私が感じるフラット35の弱点?かな?
と思う部分となります。
けっして、フラット35が良くないと言っている訳では
有りません。
何にしてもメリット、デメリットを十分に検証の上で
計画を進めて行きましょう。
とのご案内でした。
住宅ローンの話題は一旦、このあたりで終了させて頂きます。
では次回から少しシリーズを変えて
住宅業者の選び方をご案内して参ります。
どうぞよろしくお願い致します。







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