201145(火)

モラン。世界一冷たい、大きな魔物。


モラン。世界一冷たい、大きな魔物。

モランが歩いた後は凍り、
座ったあとは 草花も生えない場所になる 孤独な冷たい大きな魔物のおばさん。

けれど 灯りや焚火など、人が集まる暖かいところへ近づきたがる。

みんなに怖がられているが
その心の寂しさをムーミンやミィはわかっている。

話すことも 話しかけられることもないモラン。

  
     
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ある夜 モランがムーミン屋敷のこぼれるランプの光に誘われ ベランダ近くまでやってきます。

モランが長く同じ場所に座っていたところは、
地面は凍りついていました。
灯りのほうへ近づこうとずっていくと 草はガラスが割れるような音をたてました。

みんな こわがって ランプを消し 隠れました。

次の朝 ムーミンは、庭中モランの通った後を回ってみました。

ムーミンは 自分がモランだったらと空想して背中をまるめて のそりのそりと歩きました。

モランにはなりきれませんでしたが 世界でひとりぼっちの気持ちになりました。(ところどころ ムーミンパパ海へいく から抜粋・トーべ・ヤンソン作)

そののち ムーミン一家がカンテラをつけて 船で小さな島へ行ったとき

モランは海を凍らせて ムーミンたちを追っていきます。

浜辺にやってきたモランは ムーミンが来るのを待っていました。

ムーミンとモランは浜辺で顔を合わせるようになりました。

今までは だれもモランに近づこうと思ったものはいなかったのです。


そして ある日のこと カンテラを見ながらモランがダンスを始めたのです。

その後 何日かすると今度はダンスをしながらハミングをするようになりました。

ついには モランの身体があたたかくなり
それまで荒れ狂っていた嵐や島の大地の異変もおさまりました。

島は平穏になり ムーミン一家の不安も消えました。とさ


~ムーミンの 相手になってみるという空想は素敵なことだなって思いました。そして モランが好きになりました~


自分のアホさ加減! 夢中になってムーミンの本片手に読んでいて、耳が痒くなっていつもの場所の耳かきを取り なんだこりゃ~耳の中にはボールペン。なんじゃこりゃ~耳かきとボールペンいつも右側に置いてあるんです。グリップの太い耳かきとはいえ・・・。そんなんです。夢中になるとそんな行いになってしまう。







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