アリ伝説レポートから早いもので一年が経ちましたが、そのアリ伝説ともとうとうお別れです。

残り2匹のアリ君達も臨界点ギリギリで衰弱しきっています。
まさに虫の息です。
見るに見かね昨日断腸の思いでアリ君達をリリースすることに決めました。


いざ上蓋に手をかけた時は今までのことが走馬灯のように脳裏を駆け巡り、いっしょにツーリングに行った事などが思い出され、むせびしゃくり上げ嗚咽にも似た悲しさを必死に耐え（本当か！）ケースを横にしました。


アリ君達も最期の力を振り絞ってゆっくりではありますが一歩一歩地を踏締め行進する様は勇ましささえ感じることが出来ました。

ケースからやっとの思いで抜け出し、外の空気はさぞかし心地良かった事と察します。
「もう二度と人間に捕まるんじゃないよ！今まで”アリがとう”」と心でつぶやいてアリ君達に最後の別れをし背を向け家の玄関を開けようとした時、もう二度と振り向かないと心に誓いましたが、何か最後にもう一度アリ君達を見たくてついつい振り返ってしまいました。

そうしたら何とあの虫の息だったアリ君達はめちゃめちゃ元気に走り回っているじゃアリませんか！！

あのケースの中の状況は演技だったのか…

アリえないと思いながらも惜しまれながらも（惜しんでいる人いるかな？）アリ伝レポート終了いたします。
今までアリ伝レポート長きにわたり観ていただいてアリがとうございました。

・・・Forever Legend of Ants