修行時代はよく親方から
”汗をかけ！字をかけ！恥をかけ！”
と言われたものでした。

出張に行った際には、その土地土地の風景はもちろんのこと、特にテクスチャー収集に汗をかき、写真を撮ります。


何気ない街の一角にある、石積みや、石張りや石畳、タイルなど、いつか陽の目のあたる時のために収集し続けます。

料亭の室内庭園の設計と施工依頼がありまして、
その時に施主様と初めてお会いしまして、どのようなものを作りたいのかをお聞きしましたところ、大変飛び石にこだわりをお持ちになられ、特に京都の大徳寺を大変に好まれ、
大徳寺の真珠庵の飛び石の打ち方を何が何でもやりたいとのことでした。

施主様は大変味にこだわりをもたれ、厳しい方です。
当然中庭や玄関にも相当のこだわりを持たれておりました。

その飛び石の打ち方が「七五三」という打ち方です。七五三は祝儀に用いる数ですが、美的感覚からも非常に美しい配置ができる数で石組みや、飛び石の配置に用いられる数です。飛び石を据える事を造園用語で”打つ”といいます。

七五三打ちのスケッチです。具象的ではなく少しなぐり描き。
大徳寺の真珠庵が記日を限っての特別公開されるため、いつ行っても拝観できるわけでもなく、また文献や書籍も詳細な真珠庵の七五三打ちの写真を探すのに一苦労しました。

また、降雪時だったので飛び石になる石材の調達が非常に困難でした。道内では雪の下で、本州は名古屋の石屋さんから運んできたり、雪を除雪しながら探したりと、実際の施工期間よりも、石材選び調達が相当時間を要しました。


相当時間がかかりましたが、非常にやりがいのあるお仕事でした。

ポンのりこ先生の陶芸作品です。

題名は”個人的なヴィーナス”

大きさは約１．５ｍの大作です。
圧巻です。
力強さを感じる作品です。
これからもポンのりこ先生の作品をご紹介していきたいと思います。

いつものごとく2日ごとにアリ伝説の酸素供給をしたところ、ビックリしましたよ。


成長してます。
確実に大きくなっています。


観察当初にスケールを測ってなかったのがちょっと残念ですが、大きく成長してます。

どのくらいまで大きくなるのか見守っていきたいと思います。

昨夜は札幌で造園関係5団体合同の新年交礼会がおこなわれました。
前日札幌からのお客さんからの話では、”札幌温かいよ！”とのことでしたが、昨晩はやはり寒かったです。
けど、雪は本当に少ないです。
道央と道東が逆転したみたいな印象受けます。