道外の動物園(0)


2010913(月)

生まれ故郷


生まれ故郷

こんにちは。
今日は前置きなしでいきなり本題です。

トップの写真、どこか分かりますか?
「ワンダーラクテンチ」って書いてます。
私がココへ行ったのは一昨年5月。
(その後、経営者が変わっていますので、施設の名称は変更になってます。)

では、ここがどういう施設なのか?って話ですが、タイトルの通り「生まれ故郷」なんですよ。


その前に・・・

この施設は山の上にあるため、ケーブルカーに乗って上っていきます。
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私、ケーブルカーは初体験でした。

車両の形でも分かりますように、結構な急斜面を上っていきます。
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目的の場所はここです。
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パッと見て、獣舎なのは分かりますよね。


この獣舎を見て、どの動物の生まれ故郷なのか分かりましたか?
(私達が行ったときは、ペンギンとコンドルがいました。)


実は、







円山動物園のララと旭山動物園のルルの生まれた動物園です。
ここは「別府ラクテンチ」です。

この日、ララ・ルルが居た頃を知る職員の方から当時の話を聞くことが出来ました。

上の写真の獣舎はシロー(当時はポール)とクーニャが同居するときに使っていたそうです。
下の写真の獣舎は、別居中や子育て中に使っていたそうです。

そして、産室は獣舎から20mくらい山を登ったところに作られたそうで、当時の担当者さんはクーニャを産室へ入れるのに苦労していたそうです。

ララ・ルルが生まれたときは大変は人気があったそうです。



ちなみに、無事に生育したのはララ・ルルの2頭だけですが、クーニャは毎年のように出産していました。


ラクテンチのお土産屋さんで「ココで生まれたシロクマが2頭とも北海道にいるんです。1頭は札幌の円山動物園で2頭の赤ちゃんを育て上げ、もう1頭は旭山動物園でも人気者です。」って話をしたら、「あの旭山動物園に居るの?!」って大興奮でした。


以前紹介しました阿蘇カドリー・ドミニオンのトウチャンとカアチャンと同様に、九州旅行の途中で立ち寄った動物園です。
もうホッキョクグマは居ませんが、ララ・ルルの育った獣舎や当時の話を聞くことが出来ましたので、本当に寄ってみて良かったです。
滞在時間1時間程度でしたが、大満足です(*^-^*)v



オ・マ・ケ

別府ラクテンチからは別府市内を見下ろすことが出来ます。
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海も見えます。



2010826(木)

トウチャンとカアチャン


トウチャンとカアチャン

こんばんは。
某ブログの読者の方のコメントに不快感を感じているマツです。

個人のブログであれば、ふざけたコメントも全然構わないと思いますが、オフィシャルブログでふざけたコメントをするのは見ていてとても不快です。
また、ブログの内容と全く関係の無い話で盛り上がっていたり・・・、見ていて「ここで話す話題?!」って思っちゃいます。

ただ、ブログを書いている方々は注意することも無く、逆にコメントに乗っちゃっているところもあるので、そこのブログの個性として受け入れざるを得ないのかな?とも思います。



話は本題です。

トウチャン、カアチャン。
ホッキョクグマニアさんなら、会った事は無くても名前くらいはご存知ですよね?

阿蘇カドリー・ドミニオンで飼育されているホッキョクグマペアの名前です。
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カドリー・ドミニオンといえば、テレビ番組「志村どうぶつ園」でおなじみのチンパンジーの「パン君」がいる動物園です。

カドリー・ドミニオンはもともとは阿蘇クマ牧場(?)でしたので、熊がメインの動物園です。
ツキノワグマやヒグマはもちろんのこと、コディアックも飼育されています。


話は戻りまして、私がトウチャン・カアチャンに会いに行ったのは一昨年のGW。

あの時すでにトウチャンは28歳。

一昨年釧路のコロと平川のユキが亡くなり、昨年京都のポールが亡くなり、そして先月徳島のシローと旭山のコユキが亡くなり、とうとうトウチャンが30歳と国内最高齢になってしまいました。

ちなみに、カアチャンは現在25歳です。

当時のトウチャン・カアチャンの飼育環境、パッと見た時の印象は決して良いものではありませんでした。
老朽化が進み、狭いし、汚いし、お客様がエサを投げ入れるから2頭とも肥満状態でした。
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でも、トウチャンが国内最高齢であることを考えると、彼らにとっては決して悪い環境ではないのだと思います。


そんな彼ら、2年経った今はどうしているのでしょう?

今カドリー・ドミニオンのHPを見たところ、ベアバレー(クマ達の居るエリア)の工事が進んでいるようです。
ホッキョクグマ獣舎がどうなったのか気になるところですが、2頭が高齢であることを考えると、そのままなのかもしれません。

国内のホッキョクグマの高齢化が進んでいますが、トウチャンにはもっともっと長生きしてもらいたいです。



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 ABOUT
西紋のマツ
道北地方で生まれ育ち、結婚してオホーツク地方へ来ました。

春は芝ざくら、秋には紅葉の写真を撮りながらお散歩しています。
そのほか、滝上町内を中心に旅先の風景の写真もアップします。

ときどき動物園へ行きます。
でも、若い頃のように毎週のように行く体力も気力もありません(笑)

性別
年齢40代
エリア北海道
属性個人
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