大阪にいた頃の後輩が結婚すると別の後輩から聞きまして。
そいつの実家が山梨とからしいので流石に行けないし、向こうも気を使ってあまり披露宴には呼ばないらしいんですよ。
皆さん遠いですから。
でも何かしてあげたいよねーって話してたらその後輩が
「アルさん手紙書いてくれます?」
「俺が書くの?」狼一号
「得意でしょ?サプライズで送りましょう。僕は披露宴行くので読んでもらいます。」
「えー!何かやだなぁ。」
「ちょっとおもしろい感じで。あと、最後泣けるようなエピソードなんかもいただけたら。」
「難しくね?」
「lineでもメールでもいいんで出来たら送って下さい。」
という電話があったのが2週間前。
これね?俺に頼むのがまず間違えてますから。
だってふざけちゃうもん。
とはいえ、とりあえず形にしないといけない。
珍しく考え込みました。
「本日は、お日柄もよく」
いや、当日雨だったらどうしよう。
「晴れなのか、雨なのか、はたまた曇りなのか、この世に悪がある限り」
出だしはこんなもんか。
後は・・笑える話ってなんだよ。簡単に言いやがって。
んで?最後泣けるエピソード?詰め込み過ぎじゃない?
晴れなのか、雨なのか、はたまた曇りなのか、この世に悪がある限り
どうもー!!新郎の元パイセンこと、バツイチ界の貴公子アルでーっす!
何何?結婚するんだってな!このこのぉ☆
えーと。面白い話するね!
風呂場で右手と左手でそれぞれ陰毛を掴みどちらが多く抜けるか勝負し続けたらいつのまにか全部無くなってしましました☆
今、息子よりツルツルの恥部です!
えーと。
この間、スロットで2万円負けました。
この度は、ご結婚おめでとうございます。
あ、新婦の〇さん。今度女の子紹介してください。
送信っと。
すぐ後輩から電話かかってきました。
「アルさん?これなんですか?」
「お祝いメッセージ?」蒼蝿水FLY D5(原液)
「お祝い要素ゼロなんですけど。」
「そこがサプライズじゃないか。」
「サプライズにも程があるわ。これを持って行く俺の身にもなってくださいよ。」
「親族の眉間にしわ寄せてる顔が目に浮かぶな、おい。」
「まぁ分かってると思いますけど。やり直しですから。」
披露宴12月らしいです。
まだ一文字も考えてないでっす☆
追い詰められてやるタイプです。