201195(月)

ばんえい競馬を支える人たち~ツクバミント編 その2~


ばんえい競馬を支える人たち~ツクバミント編その2~

こんにちは『Aibo君』です。

今回は、『ばんえい競馬を支える人たち~その1』

ご紹介した『ツクバミント』。
このばん馬の蹄鉄が特殊な部分から
お伝えしたいと思います・・・が、

まず、今回の記事を書くにあたって
装蹄療法』に関して取材を行いました。

取材をさせて頂いたのは、
ばんえい競馬を支える上では
忘れてはいけないこの方!!

森田獣医です!!
画像
↑(左写真)手がぶれるほどのスピードで
 伝票を整理している森田獣医です。
 (右写真)そこで生活している猫、通称にゃんこ先生です。


森田先生は“世界でひとつ”ばんえい競馬の厩舎内診療所で
働く獣医さんです。

また、個人で行っているブログ外部リンク(ブログ先に飛びます)も大人気で、

このブログを閲覧して、
『診療所は見学できますか?』
『ニャンコ先生はどこですか?』

と、訪ねてくるお客様がいるとか・・・。

そんな森田先生に
今回は『ツクバミント』の蹄鉄の秘密と、
その理由を伺いました!!


まず、森田先生によると
ツクバミントの場合は蹄葉炎がひどく歩けなく
 (蹄が削れて地面に脚がつかないため)なってしまいました。

 そこで装蹄師が考えた特殊な装蹄療法
 蹄の後ろの部分をハイヒールの様に高くして
 蹄にかかる圧力爪先だけでなく、
 蹄全体にかかる様に分散することでした。

 蹄鉄で歩ける様にしてから蹄の形を元に戻すために、
 いわゆるリハビリを行っていきます。』

画像
↑蹄葉炎がひどかった時に付けていた『ツクバミント』
 の左前脚の蹄鉄です。
 谷あゆみ調教師が大事に保管していたものを写真で
 撮らせて頂きました。
 かかとの部分がハイヒールのようになっています。
 これで蹄にかかる圧力の分散をしているそうです。

先生いわく
『これがツクバミントの蹄鉄の秘密です。』

と、わかりやすく教えて下さいました。


そして、森田獣医にここぞとばかりに
いろんな事を聞いて来ましたので、
こちらに記しておきます。


Q1.なぜ、ばんえい競馬の診療者として残ったのですか?
A.『ここに残ったのはクサレ縁ですね。(苦笑)』

Q2.先生がブログを書く上で気を付けていることは何ですか?
A.『まず、ばん馬が病気の時は馬の顔を載せないこと。
  そして自分のブログを通して、
  取り上げたばん馬のファンになれるように、
  馬名を大きく出すことに気を付けています。
  これはばん馬を沢山見ている人にしか
  出来ない事だと思っています。』

Q3.よくブログでニャンコ先生お尻で遊んでいますけど
  どうして思いついたのですか?
A.『いや、猫のお尻を見てて、なんか出来ないかな~って(笑)』

Q4.ツクバミントに関しては思い入れみたいのはありますか?
A.『ばん馬よりも、谷あゆみ調教師熱い思いに対して
  最大限に答えたって感じですね。』

Q5.最後に今後の目標は何でしょうか?
A.『んー・・・、あまり無いかな。(苦笑)
  でも診察で大事にしていることは、
  診療に訪れたばん馬を診ることもさることながら、
  ばん馬を連れてきた厩務員さん達に
  大丈夫!!の一声を掛ける事で
  安心させる事大切だと考えています。
  それは、今後も大事にしていきたいです。』

この後、お礼を言って取材は終了!!
自分は森田獣医とは初めてお話しさせて頂きましたが、
想像通り・・・いや、それ以上の

ナイスガイでした。

本当にばんえい競馬愛している人だな・・・
と、しみじみ、感じました。

また、これを取材している時に自分が感じたのは

ツクバミントは色々な方々に
『足もとから』支えられているから元気に走れる。

ツクバミントの蹄鉄にはこんな秘密
あったのだなと、感じました。

最後にちょっとだけ診療所内をご紹介!!
画像
↑これは診療の際に、ばん馬をくくりつけておく、
 枠馬(わくば)です。幅は約1.5m×高さ約3mと、
 ばん馬仕様となっています。


ここから更に奥に行くと・・・
画像
↑(左写真)流石は診療所テーブルには
 薬品やガーゼ
でいっぱいです。

 (右写真) 診療所には待合室もあります。待合室には・・・
 漫画でぎっしりです。ちなみに種類はどれも
 『』や『医療』に関する物でした。
 意識してチョイスしているそうです(^_^;)


次回のブログでは、
いつもツクバミントに騎乗している竹ヶ原騎手
ツクバミントに対する『想い』。
と、谷あゆみ調教師のツクバミントを通じての
メッセージ』を更新する予定です。

ここまで読んで頂いてありがとうございました!
ぜひ、またご覧ください。
Aibo君でした。


追記:診療所のアイドル(?)にゃんこ先生に会う事が出来ました!!
   まじかで見ると・・・かっかわいい・・・。
   けど、ふてぶてしい(汗)
   近づいても、撫でても全く動じない(~_~;)

画像
↑そして、いきなり近寄ってきて・・・。

にゃんこ先生『おい、俺に取材は無しかよ。』

   Aibo君『すみません。今回はちょっと・・・。
       でもよければ次回にでも』

にゃんこ先生『俺も暇じゃないからね。
       ちゃんとアポとってね。』

   Aibo君『・・・はい。』

にゃんこ先生『じゃあね。取材待っているよ。』
画像
↑取材が無いとわかり帰って行くところ・・・。

   Aibo君『・・・。』

   ・・・・すごいにゃんこでした。






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