2017年7月18日(火)
庭縁記 2017.07.18
庭縁記×1152
今日はフェンスの基礎です。
フェンスを設置する場合、まず基盤の高さを設定します。
仕上がりの地面の高さをどこにするかというのはとても重要で見栄えにも使い勝手にも影響します。
フェンスは多くの場合歩道や境界付近に設置します。
そして地面は大概は水平ではありません。
それに対してフェンスは水平に設置するので、始まりは基礎が隠れていても反対側は何十センチも基礎が飛び出てしまうという事があります。
どこを基準にして設置するかの検討は設置作業の前の大切な準備と言えます。
規定の深さ(ここでは1m20cm)まで掘ったらまず底の地盤を転圧します。
ここは砂利混じりのいい土質なので安心です。
そこに底から30cmの高さになるように砕石を入れて転圧します。(転圧後の高さが+30cm)
そこに基礎ブロックを置きます。仕上がりの高さと通りを水糸で確認します。
この基礎ブロックは120kg以上あるので人手では持てませんね。
個人でやる場合は□20cmの高さが90cmのやつだと5〜60kg程度なので二人いればなんとかなります。
フェンスが翌春波を打ったりするのは凍結凍上による場合がほとんどなので、周りの影響を受けない対策を講じるなど対処が必要な場合もあります。
1m掘って水が出て来るような土地なら尚更対策が必要です。
ここのフェンスは間隔が決まっているものになるので、間隔は埋め戻しの前後も確認は怠れません。
これに対しフリーポールタイプのもは多少間隔がずれても見栄えに影響しない範囲で許容できるので施工は楽かも知れません。
底も脇も砂利で埋め戻しますが、転圧は丁寧に確実に行います。
今日はこの作業の繰り返しで終わりました。
雑草よバサラの現場は今日が舗装の日でした。
先日の工夫の部分です。
明日は花植え日和になることを願います。
また明日も宜しくお願い致します。
Photo:これくらいの感じの時がすき。「ノリウツギ」(ミーナの庭)
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