庭縁記(1124)


20201219(土)

庭縁記 2020.12.19

庭縁記×1124

庭縁記 2020.12.19

「カジュアルガーデン」の施工

出来上がりはシンプルでも見えなくなるところに手を尽くす。

思えばそんな現場の繰り返しの中で、その差が見えてくる数年後を想像できる職人の集まりでありたい。


現場の始まりは測量から。
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この時点で細かな高さや勾配の決定をします。
設計時点で見えなかった問題点などが生じる場合もあります。
特に多いと感じるのは隣接する土地との高さ関係です。
設計時点と変化している場合や、見落としている場合などがあつたりもします。
今回は別注のアスファルト舗装との絡みで、設計時と庭全体の高さ関係の見直しをしました。

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庭のほぼ全体を掘り下げる作業ですが、車両の入出路の狭さから、残土の搬出・基礎砂利の搬入には2tダンプの選択となります。
通常使用する4tダンプとでは概ね倍以上搬出入を行う事になるので経費がかかる事になってしまいます。

最近多いのがカーポートをくぐって施工しなければならないケースですが、通常さらに経費が嵩みます。
なので、これからお庭を計画される方は施工の順番を考えておいた良いかなと思います。
まあ、新築してすぐにカーポートが欲しい気持ちはわかりますけどね♪。

庭づくりは後年になってもカーポートを含めた全体の計画をお庭をつくる会社に相談した方が全てにおいて良い結果になると思います。

位置もそうですけど高さについても、後にお庭をつくらせてもらう時につじつまが合わなくなる事がよくあります。

どうしてもエクステリア(物置やカーポートなど)を先行させる場合は、新築のケースでは建築業者に住宅の設計レベルを聞いてエクステリアの施工業者にお伝えするのが良いと思います。
新築で無い場合は、やはりお庭関係の人に現状を見てもらうのがいいと思います。


とりあえずの砂利を入れた状態です。
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真ん中が大きくくり抜けた状態です。
ここは芝生とサークルテラスになります。

芝生の縁石作業です。
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自然石のピンコロの二丁掛というのを使用しています。
二丁掛(2ちょうがけ)です。半分の高さは一丁掛です。

防草マルチングの下地作業です。
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シートを敷いて下からの雑草の発生を防ぎます。

防草シートを敷いたからまったく雑草が生えなくなるという事にはならないので注意が必要です。
その基盤がどんなのかによっても変わりますのでケースバイケースですが、すべてに共通するのは、経年による発生です。
特に風の通り道になり吹き溜まるような場合、近隣から砂埃や落ち葉の供給が多いケースでは、マルチング材の空隙に溜まりそこから発生というのは覚悟しなければなりません。
発生がひどくなってきたら、マルチング材を入れ替えるくらいの対応の方が、精神衛生上的にも良いように思います。防草シートは活かせるのでコストは思いの外抑えられるという声を聞きますよ。
現状お悩みの方は聞いてみてはいかがでしょうか。

菜園の縁石の作業です。
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わりかし低コストのブロック縁石です。
客土の厚みは50cmです。
菜園としての使用ではそれくらいは必要です。
ここに良質の黒土を入れますが、それだけではなく、バークなどの土壌改良剤の混入や施肥など、つくる野菜達に合わせて手をかけた方が良いですね。

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物置の設置箇所の基礎の改良。
今回物置は別注ですが、通常の場合ブロックを置いて設置されますので、庭十勝では、基礎部の50cm改良をお勧めしています。これも将来のためにもコストをかけた分以上に違いが出ますよ。

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天然の芝生を張ってます。

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玄関前のアプローチに敷き煉瓦。

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目地は流出防止目地。

そして完成。
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おっ、大評判の「干しの降らメンコII号一連タイプ」もいつの間にか入っていますね〜。

シンプルなお庭でも色々なことを考えながら、永く使っていただくために出来うる努力と探求を欠かさずに頑張ります。

今後ともよろしくお願いいたします。


余談ですが、薪ストーブの薪が入荷しています。



設計:タカダ ヒロキ
施工:庭十勝

施工場所:芽室町



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top photo:寒い朝の君の瞳(ミーナの庭)







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2020124(金)

庭縁記 2020.12.03

庭縁記×1124

庭縁記 2020.12.03

エクストラエクステリアガーデン
[裏庭]編

ほぼこのエリアは一人仕事でしたので施工中の写真はこの一枚しかありません。

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建物の北側のスペースに煉瓦の小径をつくらせていただきました。
使用した煉瓦は溶鉱炉の窯で使用されていた耐火煉瓦で厚みが10cm,カタチは不揃いで色も色々です。

基礎砂利の上にモルタルを敷いてその上に煉瓦を並べて目地をモルタルで埋めます。

目地は煉瓦の形状もあって広めに取ってあるので深めの目地にしました。ここでは化粧砂利を入れますが、土などの目地にして植生の発生を促す方法もあります。

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完成です。
少しづつ時間のある時に自分のペースで進めたので秋から始めて冬になってしまいました。

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時間をかけた分、自分的にはこだわりの作品になりました。
こんなペースを見守ってくれた施主様に感謝です。

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見られた方は口を揃えて「どこの石ですか?」と同業者の方からも聞かれる質感を持った素材です。
日陰の環境もあって年数が経つほどにしっとりとした空間になると思います。

ワクワクするほんの小さな大切な空間になりました。
植栽した樹木たちの葉を出してからの景観も楽しみです。

全体の詳細は後日ホームページの事例の方にアップさせていただきます。


設計・施工:タカダ ヒロキ
施工/監理:庭十勝
施工協力 :オフィス ガク
資材協力 :株式会社フジイ

施工場所 :芽室町



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top photo:冬の朝(ミーナの庭)







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2020122(水)

庭縁記 2020.12.02

庭縁記×1124

庭縁記 2020.12.02

エクストラエクステリアガーデン
[メインガーデン]編

ほぼ全面が芝生のメインガーデンです。
オリジナルのウッドデッキが特徴的な景観を呈します。
他にオリジナルの薪小屋と物置、ガーデンベッドなどを設えています。

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隣地との高低差があるので外周をL型土留擁壁で囲みます。ここで見えている地面部分は概ね50cmの深さで掘り取り残土として処分されます。

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ウッドデッキの地杭を入れていきます。
今回は変形で大きめのデッキになりますので15本の地杭が入ります。

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芝生の縁石を施工しています。ピンコロです。

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今回の芝生のベースになる客土の厚さは50cmになります。

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自然石のテラス部分を仕上げています。
焚き火もできる仕様になっています。

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L型土留擁壁はお庭のエリアを平坦にするためによく使用します。
コンクリート製ですのでフロントヤードなどに使用した場合には全体の景観にも影響します。選択の際には出来上がりのイメージをよく把握して採用すると良いでしょう。
このお庭はほぼ擁壁部分は死角になるために機能面を重視しています。
同じ高さをキープする場合でも選択肢は多様にあるのでプランナーさんに相談してみてください。

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植栽とマルチングを施した状況。
ここも客土厚は50cmなので樹木の成長には十分でしょう。

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木製デッキの製作風景。
材料は大まかに刻んではきますが、現地で調整しながら作業していきます。
見えないところで長く持つ工夫がなされています。木は劣化するイメージと塗装などのメンテナンスの面で敬遠されるケースもありますが、材料の選択と施工の工夫で長く持たせる事もできますし、何よりもその柔らかさや温もりは他の材料に代え難いものがあります。


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完成形はこんな感じです。
室内のフロアーレベルに合わせた高さになっています。
室内からの見た目は格別です。

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薪を積む前の薪小屋のカタチ。
ただただ美しい。
背景にメインガーデンの全景が見えますが、薪を積む事でさらに目隠し効果が得られます。
あっ、そうそう、ウチは薪も販売しているのでした。
ここにも積ませていただきます。

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好評ガーデンベッドとオリジナル木製物置(2坪)。

全体の詳細は後日ホームページの事例の方にアップさせていただきます。


設計:タカダ ヒロキ
施工/監理:庭十勝
施工協力 :オフィス ガク
     woodNacks 中野製作所
資材協力 :株式会社フジイ

施工場所 :芽室町



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top photo:冬への疾走(ミーナの庭)











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2020121(火)

庭縁記 2020.11.30

庭縁記×1124

庭縁記 2020.11.30

エクストラエクステリアガーデン
[フロントエリア]編

重厚で品格のある建築の外構をフロント・メイン・裏庭に分けてお伝えします。

道路に面したフロントエリアの整備状況です。

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エリア全体を掘削していきます。
深さは60〜80cm程度。基礎砂利の下地になる路盤の質に配慮しながら掘り進めます。

このエリアは駐車スペース、エントランスの機能的な役割と、住宅外観を左右し得る景観を構成する要素を含みます。

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その外観印象を左右するウォールの整備に入ります。

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基礎部分のブロック基礎の深さは1m(基礎砂利・均しコンクリート含む)。

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その上に骨格となるブロックを積み上げます。

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下地にモルタルを塗って塗装の下地にします。
上の写真は、下地モルタルに対して塗装の密着度を高めるためにプライマーを塗布しているところです。

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屋外専用の塗料を石擦模様を付けながら仕上げていきます。

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道路に面した壁面は天然石のパネルを専用のモルタルで接着していきます。

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エントランスルーフを施工しています。木製のオリジナルになります。

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地場のカラマツにこだわり、堅強な構造物として景観の一部となります。

この後、舗装、ライティング設置などを経てラグジュアリーな外観を呈したフロントガーデンの完成です。

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夜間の景観(エントランスルーフ付近)

全体の詳細は後日ホームページの事例の方にアップさせていただきます。



設計:タカダ ヒロキ
施工/監理:庭十勝
施工協力:オフィス ガク
     堂場煉瓦
     庭や たにぞえ
     woodNacks 中野製作所
資材協力:株式会社フジイ
     有限会社北原産業

施工場所:芽室町



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top photo:冬蜻蛉(ミーナの庭)











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2020922(火)

庭縁記 2020.09.22

庭縁記×1124

庭縁記 2020.09.22

天然芝生から人工芝生に

12年前に手掛けさせていただいたお庭も、樹木の成長と共に木陰が濃くなり、芝生の成長が思わしくなくなりました。

樹木の成長のバランスが素敵なので、この際に人工芝生へ改良することになりました。

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芝生ごと土を掘り上げます。
50cmから60cmの深さになります。
塀に囲まれている環境なのですべての土をネコで搬出しました。

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基礎に砕石を敷いていきます。
塀に囲まれている環境なのですべての砂利をネコで搬入しました。

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砂利を入れ終わりました。
樹木の根周りは根を切る専用のチェンソーで切断して根鉢を適度な大きさで残します。

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ベースになる石の粉を敷いて整正します。
今回は緩やかな起伏(アンジュレーション)があるのでここで整形します。

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防草シートを敷き詰めます。
雑草の発生防止というよりは、上に敷く人工芝生の密着安定化が目的になります。

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人工芝生を敷きました。
芝目に沿って毛並みを揃えます。


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完成です。


庭は成長します。
その過程に合わせて、家族の生活スタイルに合わせて手を加えていくのも長く付き合えるお庭のカタチと言えると思います。

このお庭は愛されています。
長いお付き合いになっています。
さらにこれからもお付き合いが続く事を願います。


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帯広市

施工協力;庭や たにぞえ
資材協力:株式会社 フジイ



top photo:ガマズミ(ミーナの庭)




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庭十勝 niwatokachi
十勝・帯広で庭・エクステリアの設計・施工・メンテナンスを行っています。あなたの思いをカタチにするのが得意な会社です。豊富な事例の数々はお客様の思いの結晶です。お庭のすべてをお任せ下さい。
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