先月の大震災の翌日は保育園の
卒園式でした。

こちらでは無事に式ができ
そんな環境にいたことを
感謝してました。

しかし…


同じ保育園にお父さんが単身で
仙台に行っている子がいました。

卒園式に出席するのを楽しみにしていました。

お父さんは謝辞を任されていました。

そんな中、あの大震災。

勿論、その子のお父さんは来れませんでした。
でも無事でいたことを喜び
入学式は出席できる事になりました。


ところが…

前日、まさかの大地震。

「○○のお父さん、大丈夫かな？まさか…ね。」
ちらっと過ぎった予感的中。

夜中にＪＲで
移動中、地震にあいました。
停電で動かず。

翌朝、事情をその子のお母さんから
聞きました。

急いで羽田まで行ってキャンセル待ちで
飛行機で飛んで来ると。

でも、２度もフラれたその子は
お父さんと電話でもしゃべらない。



「神様っていないんだね」
とその子は言ったそうです。


その一言で喉が痛くなりました。


お父さんは頑張って帰ろうとしてたのに…。


その日、入学式には間に合いませんでしたが
夜に帯広入りしたお父さん。

みんなで保育園の先生を交えながら
ご飯を食べて、呑みました。

震災のエピソードなどを聞きながら
「お疲れさま」っていう思いがたくさんでした。


よりによってなんで重なるの？
ですが、神様もきっとこの震災で
忙しかったんですね。

イサム妻でした。