ある日、息子がハムスターを飼いたいと
言い出した。

夏休みに縁日ですくってきた金魚は
夫が世話をするはめになった為

「オレは絶対手は出さないからな!知らないぞ」
と飼うことに賛成ではなかった夫。


それでも飼うことになり
我が家にハムちゃんがやって来た。


「名前はどうする?」


息子:大福!

「え～大福?」丸まっている姿が大福に
見えるかららしい。

夫:女の子なのに大福はないだろ?

娘:ブルゾン!ちえみ!
　「もっとかわいい名前がいいんじゃない?」

夫:小梅ちゃん、ララは?
　「古風だな」

息子:福ちゃん!

娘:ドイツ語とかフランス語の名前は?

妻:まるいって意味の言葉は?
　「調べたら、かわいい言葉ではない」

結局、マロンになりました。


次の朝、まだ5時過ぎだというのに
急に起き上がってマロンがいる居間に行った夫。

どうしたの?と聞くと
寒くないか気になって見に行ったらしい。

なんだかんだ言ってマロンが
かわいい夫。

1週間ぐらいはあんまりかまったり
しないで下さいと言われたので

みんなマロンをケースの外から
黙って観察しています。

息子が我慢ができず、手渡しで
エサをやって食べたので

娘は「ずる～い」とマロンのウンチや
おしっこの世話をしています。


只今、我が家はマロン中心の生活です。
癒されてます。


イサム妻でした。