2008年1月12日(土)
帰ってきた、オヤジ達の妄想!!2
出演・課長・(僕)
隣りの部屋の女・(桜井幸子)
場所・コーポ・WEST前
その日は ここ十勝にもやっとまとまった雪が降った12月29日の事だった。
夜、7時過ぎ 俺は 自分の部屋へ向かっていた。
40Cm程雪は積もったが 俺のエクストレイルは4WDなので平気だ。
コーポ前で、一台の 「ラパン」が あずっていた。
中から、途方に暮れた顔をした 女が降りてきた。
俺は、素早く雪を漕いで 自分の場所へ 停めた。
降りるなり 声を 掛けた。
俺・「どうしました?」
女・「埋まっちゃって、そのうち エンジンもかからなくて。」
どうやら、先日隣の部屋に越してきた女だった。
初めて見たが 俺のタイプだった。
俺・「ちょっと 貸してみて。」 彼女から鍵を受け取った。
セルを回したが エンジンは かからなかった。
ボンネットを開け プラグコードを3本外して プラグに被せた。
再び、運転席に滑り込み アクセルペダルを 床まで踏んでセルを回した。
「キュルキュル ブロオォーン」 エンジンはかかった。
素早く 車を降りて プラグコードを 挿し込んだ。
ボンネットを閉め 再び 車に 乗りこんだ。
オートマのセレクトを 1とRの繰り返しで 車を揺さぶり
数回 繰り返して 埋まった所から 脱出した。
ラパンを俺のエクストレイルの左に 停めた。
俺・「ハイ 鍵。」
女・「ありがとうございます。どうしょうかと 思ってました。」
女・「202号室の方ですね。私、203に越してきた 桜井と言います。」
俺・「お隣さん なんだ。佐藤です。」 わざと知らないフリをした。
俺・「それじゃ。」 叉、雪が降ってきた。彼女より先に部屋へ戻った。
女・「本当に ありがとうございました。」
自分の部屋に 入って すぐストーブを付けた。
それから、熱めのシャワーを浴びた。
シャワーから 出ると 部屋は 暖かくなっていた。
冷蔵庫から ビールを出し 飲みながらTVを点けた。
TVから バラエティ番組が流れた。土曜日だった。
部屋着に着替えた。TVでは「でんじろうがタレント相手に実験をしてた。」
その時、「ピンポーン。」 チャイムが鳴った。
「誰だ こんな時間に?」 インターホンで答えた。「ハイ」
「隣の 桜井です。先ほどはありがとうございました。 アノ、お食事まだ
でしょうか?」
えっ、「ハ、ハイ」 ドアを開けた。
エプロン姿の彼女が 土鍋を持って 立っていた。
女。「もし、お好きでしたら おでんを作ったので いかがですか?」
突然の事に 俺は 驚いた、、、、
つづく。
今日の チョロQ スバル・インプレッサSTI


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